中津川市議会 > 2006-12-01 >
12月01日-01号

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  1. 中津川市議会 2006-12-01
    12月01日-01号


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    平成18年 12月 定例会(第6回)平成18年第6回中津川市議会定例会会議録(第1号)========================= 平成18年12月1日(金)午前10時開議◯議事日程 第 1        会議録署名議員の指名 第 2        会期の決定 第 3        総務企画委員会所管事務調査報告 第 4        首都機能及びリニア停車駅誘致対策特別委員会の中間報告 第 5        駅前再整備対策特別委員会の中間報告 第 6        情報通信技術対策特別委員会の中間報告 第 7 認第  1号 平成17年度中津川市水道事業会計決算の認定について(平成18年第5回中津川市議会「定例会」継続審査事件) 第 8 認第  2号 平成17年度中津川市病院事業会計決算の認定について(平成18年度第5回中津川市議会「定例会」の継続審査事件) 第 9 議第146号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 第10 議第152号 決算特別委員会設置に関する決議について 第11 認第  3号 平成17年度中津川市一般会計決算の認定について 第12 認第  4号 平成17年度中津川市国民健康保険事業会計決算の認定について 第13 認第  5号 平成17年度中津川市交通災害共済事業会計決算の認定について 第14 認第  6号 平成17年度中津川市駅前駐車場車場会計決算の認定について 第15 認第  7号 平成17年度中津川市下水道事業会計決算の認定について 第16 認第  8号 平成17年度中津川市老人保健事業会計決算の認定について 第17 認第  9号 平成17年度中津川市簡易水道事業会計決算の認定について 第18 認第 10号 平成17年度中津川市農業集落排水事業会計決算の認定について 第19 認第 11号 平成17年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計決算の認定について 第20 認第 12号 平成17年度中津川市介護保険事業会計決算の認定について 第21 認第 13号 平成17年度中津川市個別排水処理事業会計決算の認定について 第22 議第142号 中津川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 第23 議第143号 中津川市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について 第24 議第144号 中津川市消防職員等賞じゅつ金支給条例の一部改正について 第25 議第145号 中津川市病院事業及び国民健康保険診療所等使用料及び手数料徴収条例の一部改正について 第26 議第147号 岐阜県後期高齢者医療広域連合の設置について 第27 議第148号 財産の取得について 第28 議第149号 中津川市営土地改良事業の変更について 第29 議第133号 平成18年度中津川市一般会計補正予算 第30 議第134号 平成18年度中津川市国民健康保険事業会計補正予算 第31 議第135号 平成18年度中津川市下水道事業会計補正予算 第32 議第136号 平成18年度中津川市簡易水道事業会計補正予算 第33 議第137号 平成18年度中津川市農業集落排水事業会計補正予算 第34 議第138号 平成18年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計補正予算 第35 議第139号 平成18年度中津川市介護保険事業会計補正予算 第36 議第140号 平成18年度中津川市個別排水処理事業会計補正予算 第37 議第141号 平成18年度中津川市水道事業会計補正予算 第38 請願第 6号 障害者自立支援法の利用者負担を軽減する市独自の対策と中津川市の福祉施策の水準の維持・充実を求める請願 第39 陳情第 9号 障害者福祉施策の充実を求める陳情 第40 議第150号 工事請負契約の締結について 第41 議第151号 工事請負契約の締結について 第42 議第153号 「障害者自立支援法」の見直しを求める意見書について 第43 議第154号 市議会議員の発言保障に関する決議について ――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1        会議録署名議員の指名日程第 2        会期の決定日程第 3        総務企画委員会所管事務所調査報告日程第 4        首都機能及びリニア停車駅誘致対策特別委員会中間報告日程第 5        駅前再整備対策特別委員会中間報告日程第 6        情報通信技術対策特別委員会中間報告日程第 7        認第1号日程第 8        認第2号日程第 9        議第146号日程第10        議第152号日程第11        認第3号から日程第21 認第13号日程第22        議第142号日程第23        議第143号日程第24        議第144号日程第25        議第145号日程第26        議第147号日程第27        議第148号日程第28        議第149号日程第29        議第133号から日程第37 議第141号日程第38        請願第6号及び日程第39 陳情第9号日程第40        議第150号及び日程第41議第151号日程第42        議第153号日程第43        議第154号 ――――――――――――――――――◯出席議員 34名  1番   深谷明宏君  2番   三浦八郎君  3番   宮田美一君  4番   熊谷文雄君  5番   粥川茂和君  6番   吉村俊廣君  7番   中島敏明君  8番   深谷 勲君  9番   中西康浩君 10番   小林 優君 11番   森 廣茂君 12番   曽我喜隆君 13番   加藤 出君 14番   鈴木雅彦君 15番   鈴木清貴君 16番   葛西 勉君 17番   松浦高春君 18番   鷹見憲三君 19番   伊治由行君 20番   吉村久資君 21番   今井 誠君 22番   片桐光朗君 23番   小池公夫君 24番   安江俊平君 25番   島田千寿君 27番   佐藤光司君 28番   鷹見信義君 29番   佐藤和男君 30番   可知いさむ君 31番   三尾順平君 32番   林早苗さん 33番   千葉 昇君 34番   楯 公夫君 35番   小木曽尚寿君 ――――――――――――――――――◯欠席議員 なし ――――――――――――――――――◯法第121条により出席した者  市長        大山耕二君  助役        加藤晴郎君  収入役       山下芳信君  教育長       西尾洋昭君  総務部長      鎌田隆二君  企画部長      伊奈山隆君  企画部政策局長   柘植貴敏君  健康福祉部長    水野克司君  生活環境部長    五十棲正博君  産業振興部長    長瀬正尚君  文化スポーツ部長  吉村幸治君  基盤整備部長    熊澤博志君  水道部長      林 淳二君  市民病院部長    井口芳明君  山口総合事務所   梅本義広君  坂下総合事務所   板津好彦君  川上総合事務所   楯美津男君  加子母総合事務所  三浦博行君  付知総合事務所   林 幹生君  福岡総合事務所   渡辺幸夫君  蛭川総合事務所   安藤孝義君  消防長       加藤一義君  教育次長      勝  彰君 ――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者  事務局長      小池和廣君  書記        平井紀之君  書記        坂巻和良君  技術員       安田充孝君 ―――――――――――――――――― 平成18年12月1日(金曜日) 午前10時00分開会 ―――――――――――――――――― ○議長(中島敏明君) おはようございます。これより平成18年第6回中津川市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(中島敏明君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(小池和廣君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、市長提出30件、議員提出3件、前議会において継続審査となった議案2件、本日提出されました請願、陳情合わせて合計37件であります。 次に、地方自治法第121条の規定により議長から説明のため出席を求めた説明員、並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下20名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。 なお、議会事務報告につきましては、お手元に配付いたしました印刷物により報告いたします。 以上でございます。 ――――――――――――――――――議会運営委員長報告 ○議長(中島敏明君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・楯 公夫君。  〔議会運営委員長・楯 公夫君登壇〕 ◆議会運営委員長(楯公夫君) 皆さん、おはようございます。 議会運営委員会を11月22日、それから29日と本日9時からと3回にわたって開いておりますので、その報告をさせていただきます。 11月22日には本定例会の提出予定議案の説明を受けております。条例4件、人事1件、その他5件、決算11、補正予算9、合計30件ということで提案説明がありました。そのことにつきまして付託委員会を決めておりますが、お手元に配付のとおりでございますので、詳細は避けさせていただきます。 それから、決算特別委員会の設置について各会派に持ち帰って名前を挙げていただけるようにお願いを、その日、しております。 それから、臨時会の日程についても決定をしておりますので報告をしておきます。平成19年の1月24日10時から臨時会を開くということでございます。 それから、これもお手元にもう配付済みでございますが、3月定例会の日程につきまして決定をしておりますので、よろしくお願いをいたします。 それから、本日の◯議事日程について29日に議論をしておりますが、きょう、ちょっと変わったことがありますのでしっかりお願いをいたしたいと思っておりますけれども、まず所管事務調査、あるいは各委員長の中間報告がございますが、簡潔に10分ほどでお願いしたいということをお願いしてございます。また、決算の認定がございますが、これも簡潔によろしくお願いをいたしたいと思っております。 先ほど申し上げました人権擁護委員の推薦につきましては、本日採決ということでございますので、即決でございますので、よろしくお願いをいたします。 また、決算特別委員会の設置に関する決議を、きょう私の方で提案しますが、休憩をとりまして、正副委員長の互選をお願いし、決算特別委員会の設置を行いますので、よろしくお願いをいたします。 日程11から21までを市長提案説明をしていただくことになっておりますし、順次進めてまいりますが、きょう皆さんのお手元に配付してございますが、追加の関係で本日議論をいたしております結果についてお願いを申し上げます。 日程の第42、議第153号、これにつきましては、障害者自立支援法の関係でございますけれども、私の方から提案をさせていただきますので、これは議運で全会一致、ご了解をいただいておりますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。 それから、日程第43に入りまして、共産党議員団の方から小池議員の関係の代読を認める提案がなされることになっておりますが、このことにつきましては、小池議員の除斥をお願いすることになっておりますので、よろしくお願いをいたします。また、宮田議員から提案説明がありますのでお願いしたいと思いますが、会議規則の関係で記名投票の依頼がございました。このことにつきまして、記名投票の依頼があればこれは事務局としても受けなければならないという会議規則でございますので、記名投票で白色票、それから青色票が配付されますが、お間違いのないように投票をしていただくようにお願いをしておきたいと思います。変わったところはそのところでございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 あと、細かい点は各会派の皆さんから代表がお見えになりますのでお聞きしていただくことをお願いして、議会運営委員会の報告にさせていただきます。よろしくお願いします。 以上で報告を終わります。 ○議長(中島敏明君) 委員長の報告に何か質疑ございませんか。31番・三尾順平君。 ◆31番(三尾順平君) 一点、説明しておいた方がいいだろうという内容は、日程第40、41の工事契約の締結についての運びについて、少し説明された方がいいかと思いますが。委員会付託するということですか、途中で。 ○議長(中島敏明君) 議会運営委員長・楯 公夫君。  〔議会運営委員長・楯 公夫君登壇〕 ◆議会運営委員長(楯公夫君) 工事契約の案件を執行部から本日即決をしたい旨のお願いがありましたものですから、付託委員会の、お手元にありますが、2号ということになっておりますが、それで休憩をとりまして付託をいたしまして休憩中に委員会を開いていただいて、委員長の報告をしていただいて、本日の即決ということになりますので、よろしくお願いをいたします。 ありがとうございました。 ○議長(中島敏明君) ほかにございませんか。23番・小池公夫君。可知議員、お願いします。 ◆23番(小池公夫君) (代読30番・可知いさむ君) 私は、今回も発言通告書の受け取りを拒否されました。今回で8回目になります。受け取りを拒否されても、私の質問内容は市民の切実な願いを実現するための緊急を要するものであります。したがって、これまでどおり市長、関係部課へ直接回答を求めていくことになります。今まで1カ月から2カ月かかって回答をいただいておりましたが、私の発言通告を受け取らない法的根拠は何か、議長はどのように説明されたのか、お聞かせ願います。 ○議長(中島敏明君) それは、委員長報告に対してじゃないですが、委員長の報告に対しての質疑ということで、23番・小池公夫君。 ◆23番(小池公夫君) (代読30番・可知いさむ君) 代読します。私の発言通告書を受け取らない法的根拠は何か、そのことについて議長はどのように説明されたのかをお聞かせ願います。 これは、議運でということです。 ○議長(中島敏明君) 議会運営委員長・楯 公夫君。  〔議会運営委員長・楯 公夫君登壇〕 ◆議会運営委員長(楯公夫君) 議長から説明云々ということでありましたが、先ほど申し上げましたように、この件に関しましては会派代表がお見えになりますし、議長から特段の説明といいますか、その根拠となる説明はございませんでしたので、通告書を預かっておりますという話でございました。 ○議長(中島敏明君) 23番・小池公夫君。 ◆23番(小池公夫君) (代読30番・可知いさむ君) 代読します。何の法的根拠もなく、結果として市民の負託を受けた議員の発言を封じるということについて、市民にどう説明するのか、委員長に答えてもらいたい。
    ○議長(中島敏明君) 議会運営委員長楯 公夫君。  〔議会運営委員長・楯 公夫君登壇〕 ◆議会運営委員長(楯公夫君) 先ほども申し上げましたが、議会運営委員会の議論の中身につきまして、委員長がどうこうするということじゃなくて、議会運営委員会で議論をするところでございまして、私はまとめ役でございます。それで、会派の代表者がお見えになりますので、その中身については先ほども申し上げましたように、しっかり会派の中でお聞きをしていただきたいということでお願いを申し上げておるところでございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(中島敏明君) 28番・鷹見信義君。 ◆28番(鷹見信義君) 今、委員会でそういう報告を受けたわけですが、発言の方法について、どういう形で確認をするのか、もしくは確認をいつするのかということについて、議会運営委員会で、審議されたかどうかということがあるわけですね。だから、僕はこの件について、そういう受理をしないということを議運で決めていく中で、その発言方法の確認についてどんな形でされているのか。だから、実際には発言というのは、言わせてもらえば、11日もしくは12日ですよね。その時点で本人がどういう形で発言をするかどうかということについての意思表示があるわけですよ。まだ今の段階では本人はわからん場合もあるわけですね。そのことについての委員会での審議というか、それについての報告を願いたい。 ○議長(中島敏明君) 議会運営委員長・楯 公夫君。  〔議会運営委員長・楯 公夫君登壇〕 ◆議会運営委員長(楯公夫君) おっしゃるとおりでございまして、どういう形で発言していただくかどうか、その話もまだ議運の方に入ってきておりません。会派の代表者を通じて、きょうも議運をやりますので、本会議終了後。そういうことで、会派の代表者ときっちり話をして、この本会議の議場でどうこう議論するわけにいきませんので、議運の中でしっかり議論をしますので、代表者を通じてしっかりお話をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(中島敏明君) あと、委員長報告に対しての質疑について、ほかにございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(中島敏明君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において   22番 片桐 光朗君   23番 小池 公夫君を指名いたします。 ―――――――――――――――――― △日程第2  会期の決定 ○議長(中島敏明君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、会期は22日間と決定いたしました。 ―――――――――――――――――― △日程第3  総務企画委員会所管事務調査報告 ○議長(中島敏明君) 日程第3、総務企画委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・鈴木清貴君。  〔総務企画委員長・鈴木清貴君登壇〕 ◆総務企画委員長(鈴木清貴君) 皆さん、おはようございます。それでは、総務企画委員会所管事務調査の報告をいたしたいと思います。 過日、11月7日、総務企画委員会所管事務調査を開催いたしました。内容につきましては、11月10日の全員協議会におきまして説明があったとおりでございますので、内容につきましては割愛させていただきたいと思います。この場におきまして、皆様方に特段にご報告する内容はございませんでしたので、以上で報告を終わりたいと思います。 ○議長(中島敏明君) 委員長報告に対しまして、何か質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 以上で、総務企画委員会所管事務調査報告を終わります。 ―――――――――――――――――― △日程第4  首都機能及びリニア停車駅誘致対策特別委員会の中間報告 ○議長(中島敏明君) 日程第4、首都機能及びリニア停車駅誘致対策特別委員会から会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。 首都機能及びリニア停車駅誘致対策特別委員長・鈴木雅彦君。  〔首都機能及びリニア停車駅誘致対策特別委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆首都機能及びリニア停車駅誘致対策特別委員長(鈴木雅彦君) それでは、首都機能及びリニア停車駅誘致対策特別委員会の中間報告をさせていただきたいと思います。2件でございます。 10月27日、資料であると思いますが、委員会を開催いたしました。主要な、皆さんに報告する内容としましては、資料の4ページにあります、例年行われているリニア親子試乗会の件でありますが、本年7月28日金曜日、20組、40名が例年のように行っていただいたということです。この内容としまして、申し込み者としては37組74名の申し込みがあったわけですが、20組のうち4組は旧町村から行っていただいたということをここでご報告しておきたいと思います。 もう1件でありますが、これも例年行われていることでありますが、国土交通省、リニア中央エクスプレス建設促進国会議員連盟リニア中央エクスプラス建設促進議員連盟地元選出国会議員の方々への陳情、そしてJR東海への陳情ということを行いました。例年のように各陳情をいたしました。毎年来ていただいて、どうも本当にありがとうございますということを言われましたことをご報告申し上げまして、終わりたいと思います。 どうもありがとうございます。 ○議長(中島敏明君) ただいまの委員長の報告について、質疑ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 これをもって、首都機能及びリニア停車駅誘致対策特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――― △日程第5  駅前再整備対策特別委員会の中間報告 ○議長(中島敏明君) 日程第5、駅前再整備対策特別委員会から会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。駅前再整備対策特別委員長・葛西 勉君。  〔駅前再整備対策特別委員長・葛西 勉君登壇〕 ◆駅前再整備対策特別委員長(葛西勉君) おはようございます。駅前再整備対策特別委員会が10月31日に開催されておりますので、中間報告をさせていただきます。 その前の9月22日に委員会が開催されまして、議連協で報告をさせていただいておりますので、その後の、来春3月末までに全館利活用するということで、いろいろなことが進展しておりますので、その部分を簡潔にご報告申し上げます。 まず、アスベスト除去でございますが、10月の12日、宮島建設に発注をいたしまして、11月末までに工事を終えると報告がされました。10月の17日には地元住民に対し説明会が行われ、住民の方からは屋上テレビアンテナ、それから駐車場、ガス庫、図書コーナー、広告塔、地下道などについて改善等の要望が出されたと報告がありました。10月の16日、山下設計より図面が上がってきましたので、パワーポイントにより地下1階から6階まで丁寧な説明がなされました。 お手元の資料を参考にしていただきたいと思いますが、地下1階のところが防音装置が施された練習室をはじめ300人収容できるホールなどでございます。1階ではバス待ちコーナー、体験ショップなど、そして従来あるギャラリー。2階は現状に近い状態でございますが、図書コーナーを設けるというものでございます。3階は世代間交流ゾーンとして、ゼロ歳から年齢に関係なく広く市民の方に使っていただく、また託児所、子育て相談室などを設置して子育て支援をしていきたいと説明がございました。4階は行政ゾーンとして、教育委員会と行政情報コーナーを設け、幅広い行政情報を行い、市民の利便性を図ると。5階は、前回はITゾーンとしていましたが、今回は行政そしてITゾーンということで行政機関の一部が入る予定であると説明がありました。6階は、前回は観光ゾーンでしたが、ギャラリーゾーンということで工芸菓子の展示、現在15点から25点に拡大する、またフリーギャラリーとして各種催事を行ったり、前回説明させていただきました北恵那のジオラマなども展示したい、また、おいでん祭の神輿等も展示対象の1つであると説明を受けました。 このような説明の後、委員の方より質問を受けました。主な質問をご紹介いたします。 最初に、観光案内というものがないがということですが、現在観光協会で行っておりますが、1階の行政窓口で対応したいということでございました。 3階の世代間交流ゾーンの中身についてご質問がございまして、高齢者から幼児まで憩いの場にしたい、社会福祉協議会が主になり幅広い世代に自由に使っていただきたい、この階は料金的には無料にしたいという説明でございました。 4階は教育委員会が入っているが、5階はどこが行政は入るかという質問がございました。答えとしましては、産業振興部の商工観光局を今は考えている、しかし庁内で今調整中であるという答えでございました。 また、外気を取り入れる方策ということで、よそでは外気が、いい空気が入ってくるが、駅前ビルはということでしたが、小窓はあるけれども現在のところは現行の空調を使うという説明でございます。 また、耐震はどのようにするのかという質問に対しまして、RCとブレスというのがあるが、RCだと重量がかかり基礎からやり直さなければならないから鉄骨ブレスで行うという説明がございました。 また、地下1階から3階までは大体固まっているが、4階から6階についてはまだまだ検討の余地があるので、使いながら検討し柔軟に対応したいと説明がありました。1階の体験ショップについては助産所の1店のみ出店が決まっているという報告もなされました。 評価委員が今後評価をして、公共空間をより活用できるように入れかえ戦ありという姿勢で行くということであります。 申しおくれましたが、外観についてはお手元にイメージ図が配付されていると思いますが、正面のエスカレーターのあった部分がガラスブロックで障子風に、その他は格子風にと、中山道をイメージした全面にしていきたいということでございました。 以上で報告を終わります。 ○議長(中島敏明君) ただいまの委員長の報告について質疑はございませんか。20番・吉村久資君。 ◆20番(吉村久資君) 冒頭、委員長の方からありました、前回、9月の特別委員会の報告について、議連協でという発言があったと思いますが、議連協ではそういう場はないというふうに思いますので、再度確認と訂正をお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) 駅前再整備対策特別委員長・葛西 勉君。  〔駅前再整備対策特別委員長・葛西 勉君登壇〕 ◆駅前再整備対策特別委員長(葛西勉君) 前回、22日に委員会がありまして、その報告を、書類を――ごめんなさい。9月27日の最終日に報告をさせていただきました。訂正させていただきます。すみませんでした。 ○議長(中島敏明君) ほかにございませんか。28番・鷹見信義君。 ◆28番(鷹見信義君) この計画の段階で、いわゆる利用者の駐車場というのはどういう形で確保していこうというふうに計画されているか、ちょっと。 ○議長(中島敏明君) 駅前再整備対策特別委員長・葛西 勉君。  〔駅前再整備対策特別委員長・葛西 勉君登壇〕 ◆駅前再整備対策特別委員長(葛西勉君) 駐車場につきましては、先ほど も言いましたように、前回の9月議会の最終日のときに少し報告させていただきましたが、駅の北側のところも視野に入れ、そして当然駅前広場も、それから駅前の駐車場もということでございますが、少なくとも台数そのものが当然足りないということで、今一生懸命水面下で交渉中であるという説明はございました。 ○議長(中島敏明君) ほかに質疑はございませんか。15番・鈴木清貴君。 ◆15番(鈴木清貴君) 今、それに関連してですが、行政の職員が常駐するという話でございますけど、職員の駐車場の確保の問題は質問等出たかどうか、お聞きしたいと思いますが。 ○議長(中島敏明君) 駅前再整備対策特別委員長・葛西 勉君。  〔駅前再整備対策特別委員長・葛西 勉君登壇〕 ◆駅前再整備対策特別委員長(葛西勉君) 当然、職員が教育委員会、そして今言ったように観光局が入るとなれば車の駐車場確保というのがあるということでございますが、今、できれば公共機関を使うとかいう話も、そして駐車場も先ほど申しましたように一生懸命確保している最中だということで、また民間の駐車場ということもありますので、すぐ「はい」と言うわけにはいかないというような回答もございました。ですから、現在一生懸命駐車場確保をしているというふうに認識しております。 ○議長(中島敏明君) ほかに質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 これをもって、駅前再整備対策特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――― △日程第6  情報通信技術対策特別委員会の中間報告 ○議長(中島敏明君) 日程第6、情報通信技術対策特別委員会から会議規則第44条第2項の規定より、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) おはようございます。私からは、情報通信技術対策特別委員会の報告をさせていただきますが、10月31日、それから11月1日に行いました行政視察の報告と、11月30日に行いました特別委員会の報告をあわせて行わせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 最初に、行政視察の方を少しやらせていただきます。資料の方にも書いてありますけれども、10月31日、それから11月1日の2日間行政視察に東京の方へ行ってまいりました。  〔「行政視察じゃなかったよ。委員会視察じゃないか」と呼ぶ声あり〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) すみませんでした。行政視察の方は、また日を改めて行います。よろしくお願いいたします。 それでは、11月30日に行いました情報通信技術対策特別委員会の内容を報告させていただきます。 内容はNTT西日本と中津川情報通信ネットワーク整備事業に係る基本計画事項について、基本合意を取り交わした報告を受けました。また、今後の取り組みについてもあわせてお話がありました。基本合意書の主な内容はお手元に配付しております資料のとおりでございますが、資料の1の1の部分に係りますけれども、少し見ていただけるとありがたいですが。 基本合意書は1条から11条で成り立っております。今回、ここに抜粋として書いてあります。一部、読ませていただきます。3条の部分ですけれども、光ファイバー網を別途締結する賃貸借契約に基づき有償で貸し付けるものとすると、そして乙はそれを借り受けるものとするということですが、これは公設民営で行うという意味でございます。そして事業期間は3年から5年のところを目指すと、こういう話でございますが、これは国の補助制度が一定ではなくある程度変化する可能性もあるので、それに柔軟に対応していきたいということで、2年間の余裕を持つということでございます。そして甲、これは市の方の役割でございますが、幾つかございます。その中で、甲は、市役所側ですけれども、対象区域について光ファイバー網を整備すると。ただし、光ファイバー網は乙がサービス提供するのに必要な技術要件を満たすものとするということでございます。この中で、光ファイバーは市が設置しますが、機器についてはNTTが提供してやるということでございます。 2ですけれども、地区ごとにサービス提供の開始6カ月前までに別紙に定める地区ごとの仮申込数、世帯数の約30%を確保するものとするという部分もございます。 それから飛びまして7条の方に移りますけれども、これはNTT側の役割でございますが、乙は保有する資産へのサービス提供装置の設置と光プレミアムの提供を行うということで、サービス提供装置ということは先ほど言いました機器のことでございます。そして、光プレミアムの提供については全国と同じ条件で中津川市においても提供すると、こういう意味でございます。 甲が整備する光ファイバー網及び局舎設備等の保守管理、これは使用料、結局、中津川市の方が持つ設備を、NTTに使用させる分において使用料をいただき、またその金額において保守点検も行ってもらうという話でございます。甲が整備する光ファイバー網の整備事業の委託請負ということで実施設計と管理等を行うということでございます。 それから(2)でございますが、乙が提供する光プレミアムは第6条第2項に定める仮申込数の確保が達成されることを条件とするということで、内容はNTTが加入者の工事をやる部分の3割の加入者があって光プレミアムのサービスを行うと。また、市は3割の加入があって工事を進める方針であるというお話でございました。 この合意書はNTTを事業者として定め、中津川市とNTT間において基本的な事項について合意をし、それを文書にして取り交わしたものでございます。 そして、その次の1の2の資料でございますが、これは今の話した内容をわかりやすく図示したものでございます。 それから、今後の進め方というところを、3枚目ですけれども見ていただきたいと思います。周知に対しては12月の初めから行っていきたいと。また、11月13日には庁内においてネットワーク利活用検討委員会を立ち上げ、今後の活用についても検討していきたいということだそうでございます。 なお、今年度行う予定ではない蛭川地区においても説明を求められたということで周知を徹底して行っていきたいということを話してみえました。また、NTT側に関しては、今まで行った合意とは別に、また個別の部分について細かい部分を検討していくという話がございます。 また、その中でNTTに対して地元業者の工事への参加もできるようなものは配慮をお願いしたいというような話も一応はしてあると、こういうことでございます。 それから、事業の進捗でございますが、今年度は坂本地区、それから並松地区にかかるということでございますが、電柱等の事情もありまして、いろいろなことを勘案しながら行っていきたいと、こういうことでございます。 主な質疑を報告させていただきたいと思います。 全市民への周知が必要で、行政全体で取り組める体制が、方針がどうかと、こういうお話がございました。答えとして、総合事務所も説明できるような対応をとっていると。今年度予定外の蛭川地区でも説明会の依頼があったということで、先ほど言ったこともあります。そして、イントラ等で職員に対して、この事業の周知を徹底している状態であるということです。 さらに、申し込みのエリアのくくりはどんなふうに考えているかということは、市外局番でくくっていきたいと。旧町村を単位とするような形、一部例外はございますが、旧町村を単位とするような形で行っていきたいということでございます。また、この中に交付金との絡みもありますので旧町村単位でやるというようなお願いもしておるので、そこのところ辺もちょっと柔軟な部分があるというようなニュアンスでございました。 それから、この6条の2の条件、30%に満たない場合はどうなるかというような質問がございまして、先ほども説明しましたけれども、NTTの光プレミアムは加入率30%以上で営業を行いたいと。市としては30%を切るような場合は、この5年間においては工事を行わないという方針を示されました。 また、公の金を使うことから、30%未満のところに設置しないでは公平・公正に欠けるおそれはないかという質問もございました。この中で、この事業は民営を主体としておりますので営業が成り立たなくなる可能性もあるということで、そういう答弁がございました。 工事費の引き込みについての負担ですけれどもどうなるかと、こういう話がございまして、NTTの設定している料金で行いたい、それはパンフレットに記載してあることをそのままやっていきたいという説明でございました。 また、最後に、住民の声を集約して利活用検討委員会等で、この利用方法をしっかりと考えていってほしいという、こういう要望もありまして、大事なことと考えている、関係者全員でよい方向へ向かって進めていく方向をとりたいと、こういう説明がございました。 以上でございます。 ○議長(中島敏明君) ただいまの委員長の報告について、質疑ございませんか。30番・可知いさむ君。 ◆30番(可知いさむ君) ちょっと質問させていただきます。 協定まで交わしたということですので、事態はどんどん進んじゃっているという感じがしますが、私は根本的にこの事業に疑問を持っているんですけど、何で民間企業が推進する事業にこれほど行政がかかわっていかなきゃいけないのか。いわゆる基本的な設備を全部自治体がやるということですよね。例えば、今までこういう事業、通信にかかわるような事業というのは、情報にかかわるような事業というのは、ラジオにしたってテレビにしたって、電話にしたって全部そうですけども、民間企業がやってきていることですよ、これは全部。全部やってきているんですよ。それを引くか引かないかなんて、そんなのは個人の自由なんです。電話なんか要らない、おれは携帯でやると、そういう人もおるし、もともと要らないという人もいる。 何で、個人の選択によるような、それがなければその人の生活、命も保障できない。例えば下水道だとか水道 のように。そういうものは、これは自治体がやらなきゃいけないという側面はあると思いますけど、一人一人の住民の選択にかかわるような問題に何でこのように税金を投入しなきゃいけないかという根本的な疑問があるんですよ。そのことについて議論をしたかということですよ。議論をしたかと。必要だというのならいいんだけど、私、それがなくしてどんどん世間がやっているからとかなんとか言って、この話ってどんどん進化していますよね、話が。最初はケーブルテレビがなんとか言って、全部古くなっちゃった。この話だって下手するとまた古くなっちゃうかもしれないですよ。つくったころには、またもっといいものがある。線なんか要らない、全部電波でやる、衛星使うなんて話が出てきたらどうするんですか。 だからこの問題は企業の推進することですから、例えば採算の合うようなところ、企業がやって。町の中、それは、企業がやる。しかし、山の中なんかは合わないから企業はやらないなんて言われた場合に、そこについては行政の平等性から、あるいは情報の平等性から、その部分については行政が、あるいは国が助成しますよという話ならまだわかりますよ。これは何もかも全部やっちゃうというんですね。町の中から何もかも。それで、もうけは全部NTTじゃないですか、これね、基本的には。そうでしょう。委託させるということですから。 だから私、この問題のあり方って、中津川市の問題だけじゃなくて、根本的におかしい。何でここまで企業の事業に行政が税金を投入しなきゃいけないのか。しかも、ほぼ施設面全部でしょう。さっき言ったような補助制度でも何でもないんですよ。何か、この辺はちょっとやり過ぎだと。しかも、これは、新聞の報道によると25億円から30億円という話ですよ。25億円と30億円じゃ全然違いますよ。5億円違うんですよ、この時期に、この時代に。そんな安易な方法で私はこの事業を進めるたら困りますよ。 最初からNTTにこれだけでやれと、そういうような話ならまだしもわかるけど、事業次第では何年でもかかる、しかも機械もどんどん変わるのは、さっきちょっと私、細かくは読んでいないんだけど、NTTの事情によって何でも変わってくるような話でしょう。負担ふえることがあり得ますよ。 だから、私はこの問題はそういうことをもうちょっと基本的にしっかり議論して、こういうものをつくっていくということになっているんだと思ったら、この合意ができちゃったという話ですからやっていくことになるんだろうと思いますけど、私はその辺は本当に慎重にやっていかないと、やっぱり情報というのは選択によるものだと、基本的には。だから、これは30%満たなかったら本当に、どうするんですか、満たなかったら。 川上あたりはやっちゃったからいいかもしれないけどね。そういうことだってないとは言えないですよ、ないとは言えない。だから、ないとは言えないことをやろうとしているわけですから、私は非常に不安を持っているということを思うわけですけど、そういう議論をされたんですか。ちょっとそれだけ伺いたい。 ○議長(中島敏明君) 情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) 今回の委員会においてはその議論はいたしませんでした。 ○議長(中島敏明君) 31番・三尾順平君 ◆31番(三尾順平君) 30%以上あったら事業を進めるということなんですよね。  〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ◆31番(三尾順平君) そうしますと、今現在NTTの光プレミアムを使っている家庭、このカウントはどうなるのか。市だけで単独、新しく3割を確保せにゃいかんのか、そこはどういう議論になっていますか。 ○議長(中島敏明君) 情報通信技術特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) その質問もありましたが、そのカウントのことについては答弁の内容は済んでしまいましたので、ちょっと私のミスでそれを確認することはできませんでしたので、それは出ておりません。 ○議長(中島敏明君) 31番・三尾順平君。 ◆31番(三尾順平君) 質疑があって、答弁がなかったということですか。本当に答弁がなかったのか忘れたのか、どっちなんですか。答弁がなかったら、それは委員長が確認するのを忘れたということで済ませちゃうおつもりでしょうけれども、大事なことなんですよ。今現在ある、入っている人をどうカウントするのか。じゃあ、市の責任はどうなのか。合わせて30%でやるのかプラス30%でやるのか、大事なところなんですがね。答弁、なかったんですか。 ○議長(中島敏明君) 情報通信技術特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) 30%の内容はISDNとかADSL等の加入変更の方についてどうかという、こういう質問がありましたけれども、その後で加入促進とかそういう形の答弁がありまして、その中で私のミスでありました。本当に申し訳ありません。 ○議長(中島敏明君) 27番・佐藤光司君。 ◆27番(佐藤光司君) 副委員長という立場で今の質問に対して、若干私のメモがとってありますのでいたしますと、ADSL加入者が多い、そういう人たちは30%確保に向けて検討できるか、変更して加入できるかということでしたけれども、それについては営業行為としてNTTが行うことであるので行政側からとしては答弁できない、あくまでNTTが営業行為で行うことである。それから、あと、テレビ電話なんかもある、そういうことが回答として私のメモには書いてあります。 以上です。 ○議長(中島敏明君) 8番・深谷 勲君。 ◆8番(深谷勲君) 今、数字の問題が出ておるわけですが、事業開始年度が35%、翌年度世帯数の45%、翌々年度以降世帯数の50%の数値目標を実現されるための協力をするというふうになっておるわけですが、もしこれがこのとおりの数字にならなかった場合、当初より、逆に言えば落ち込んでいく、あるいは必要ないというような部分が出てきたりした場合、あるいはこの数値目標に達せなかった場合には、どういうようなことになるのかということについての確認なりは委員会でされておりますか、伺います。 ○議長(中島敏明君) 情報通信技術特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) この数字、目標についての説明はありましたけれども、その目標が達成しなかった場合がどうのこうのという話はございませんでした。 ○議長(中島敏明君) 8番・深谷 勲君。 ◆8番(深谷勲君) そうしますと、もしこの目標が達成されない、あるいはこれが50%が30%近くになった場合にはサービス打ち切りだと言われてもあれなのか、既得権でそういうことが続けていけるのかというようなことは委員会としては何ら確認をされていないということになってしまうわけですか。 ○議長(中島敏明君) 情報通信技術特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) はい、そうです。協力するという方向の話がありましたけれども、その結果についての対応についての質疑はありませんでした。 ○議長(中島敏明君) 20番・吉村久資君。 ◆20番(吉村久資君) 確認の質問をさせていただきますが、今の第6条の2のところの30%にこだわるわけではございませんが、この文言を読む限り、乙が光プレミアムを提供するに当たり30%というふうに読み取れるわけなんですが、先ほど委員長の報告の中では甲の整備に対してもこの30%未満をクリアしなければやらないというような発言にとれたんですが、ということは、ここに書いてある、6条の2項に書いてある違う形の報告があり、それで委員会としては了承したということでよろしいでしょうか、伺います。 ○議長(中島敏明君) 情報通信技術特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) おっしゃるとおりですけれども、5年間を過ぎた後に、また検討とかそういうことはあると。工事期間のうちの3年から5年の間にはそういうことですけれども、それ以後は、その地域地域の事情において勘案したいと、こういう答弁がございました。 ○議長(中島敏明君) 30番・可知いさむ君。 ◆30番(可知いさむ君) 今の3項のところも私はちょっと理解に苦しむんですけど、事業者の募集に対して乙が応募した際に提示した条件、ア、イ、ウですよね。NTT西日本がこれに応募したときに、これだけの条件を満たしてくれなきゃ困るよと、そういうことを言ったということですよね、これね。NTTが。そのために中津川市は数値目標に協力するという話ですけれど、何を協力するのかよくわかりませんが、民間企業にそんな協力するということがいいのかという問題って議論されなかったんですか。これは、営業活動やると言ったじゃないですか、これ、NTTが。自分でいかんですよ、こんなものは。そうじゃないですか。 全くよそを向いているという話じゃないんだけど、こんな協定をやるということは市にも責任が発生するような話になってきちゃうんじゃないですかね、これができなかった場合。NTTが借り受けてやるというんだから、彼らの商売行為、商行為でしょう。これは、僕はやっぱりそれはNTTが全面的に基本的には責任を負うと。それについて協力していくということはあれですけども、責任を負うというぐらいのことになっていないと、これは事業がつぶれちゃう可能性だってあるでしょう。さっき言った満たなかった場合だって。起きないとはだれも言えないじゃないですか、今の現状の中でね。 だから、やっぱり私、ちょっと中身があまりにもこれは事業者に偏り過ぎているという内容が全体の流れとしてあるんですよ、これは。中津川市だけじゃなくて、日本中。商売でもうける人がやればいいじゃないですか、こんなものは。必要な人を見つけてきて。今まで日本はずっとそういうことをやって、情報に関しては商売をやっていたんですよ、皆さんは。それで莫大な利益を得ているわけだから、何も税金なんか使う必要ないですよ、1円も。本人たちがやれというのが筋だということで、このことについてはどんな説明があったんですか。 ○議長(中島敏明君) 情報通信技術特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) この事業については、情報格差を解消すると、こういうことが大きな意義を持っていると。そういう中で住民の福祉、それにも利用できるそういう事業であるという中でこれを進めていきたいという思いだという説明がありました。 けれども、NTTに関しても当然営業活動はしっかりやってもらうけれども、この事業を有効にし、さらに市としても有効に活用できるためには加入率が多いことは必要条件ですので、それについての協力はすると、こういう形でございます。 ○議長(中島敏明君) 30番・可知いさむ君。 ◆30番(可知いさむ君) 委員長、決して責めるわけではないですし、言っているわけじゃないですけども、格差ができるような事業に何で税金を投入するんですか。やっていったらどんどん格差が出てくるなんて話はおかしいですよ。行政がやるんだったら、もとから格差は出ないようにしてやるべきでしょう、そんなことは。そのために税金を使うわけですよ。それが自治体の仕事でしょう。やっていったら格差が出ちゃったと、30%に満たなくて、希望者がないからあそこはだめですよなんて、そんな事業に何で税金を投入してやるんですか。そのために努力するということは今、言われましたけど、根本的におかしいです、この話は。私はそう思いますよ。やるんだったら企業の責任でやる問題ですよ、これは。格差ができるような問題は。企業がやることだったら格差が出たってしょうがないじゃないですか、それは。個々の皆さんが選ぶ、ある面、そういうことですよ。ある面、そういうことですよ、これは。 だから、私がさっき言ったように、行政が何もかかわっちゃいけないと言っているわけじゃないけども、100%基盤整備に税金を投入していく、民間企業はそれを借りてもうけるだけなんて話は通用しないですよ、本当は。何でそんなことが日本中でまかり通っているのか私はわからないという根本的な疑問がありますので、これはこうやって進めていくわけですから、後々いろいろ態度を表明していくことになると思いますけれども、ぜひそういうことについても議論を深めていっていただきたいということを要望しておきます。 以上です。 ○議長(中島敏明君) 31番・三尾順平君。 ◆31番(三尾順平君) 中津川市の地域情報通信サービス網といいますか、推進協議会ができたときは非常に期待しておったわけですが、住民に対する防災だとか広報関係の情報提供はどういうことになっているんですか。これは全くそういうことは関係ないと。市として市民に対する情報、有線なんかありますよね。それも統合してという話があって、要するに防災の情報だとか広報の情報だというのは行かないと、こういうシステムなんですか、それはどういう議論をされたんですか。 ○議長(中島敏明君) 情報通信技術特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) そういう質疑もございました。そんな中で、現在のところは基盤を整備して、その中で、先ほども話しましたけれども、利活用をする委員会をつくる中で、市全体から今後防災、福祉の面に関してもどのような形でできるかという形をこれから探っていきたいと、そういう話でございました。 ○議長(中島敏明君) 31番・三尾順平君。 ◆31番(三尾順平君) 技術的にそういうことができるんであれば、やはり個人が加入して光を使うということのこの利便性の提供はわかるんですが、むしろ市として住民に対する情報提供が可能であれば、そちらの方を優先してやっていただくように議論を深めてもらいたいと要請しておきます。 ○議長(中島敏明君) 33番・千葉 昇君。 ◆33番(千葉昇君) 情報弱者が質問いたしますが、前のときも私は言った覚えがあるんですが、例えば電力会社が各家庭に電力を配電するときは、その口元までは持っていくんですよ、会社の負担で。それで、屋内配線は時としてはサービス、あるいは個人で出す場合もありますよね。今度の光ファイバーに関しては、とにかく離れたところについては全部市の費用でやるというような話、この前説明がありましたよね。そうすると、NTTの事業に市がものすごい公費の負担をすると。先ほど可知議員も言われましたように、なぜ商売をやるのに買い手にそれをやらせて商売をしていくのか。これは始めた事業ですけども、これから幾らでもその方法は変えられますので、そういう点を念頭に置いて委員会を進めていってもらいたいと思っています。あまりにも電力会社とかに比べて公費負担が大きい。理由のない公費負担じゃないかと、電力会社と比較してみますと。そう思うんですよ。 例えば物を配達する業者が、配達されるものがトラックまで買うかと、それと一緒みたいなものですよね。注文するものがトラックを買って、そのトラックで荷物を持って来い、これと一緒みたいなものですよ。そういう観点でいきますと、あまりにも営業でやっているNTTにとにかく肩入れ――、肩入れというか本末転倒だと、そんなふうに思いますので、これからの、多分そういう意見もあったかと思いますが、そういう具体的な意見はなかったんですか。ほかの商売と比較して、本来企業がやるべきことを市がよくやっているという、それに対する疑念だとか質問だとか議論だとか、そういうのはありましたか。 ○議長(中島敏明君) 情報通信技術特別委員長・熊谷文雄君。  〔情報通信技術対策特別委員長・熊谷文雄君登壇〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) それに関してはございませんでした。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◆情報通信技術対策特別委員長(熊谷文雄君) はい。 ○議長(中島敏明君) ほかにございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 これをもって、情報通信技術対策特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――― △日程第7  認第1号 ○議長(中島敏明君) 日程第7、認第1号・平成17年度中津川市水道事業会計決算の認定について(平成18年第5回中津川市議会「定例会」継続審査事件)を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長・曽我喜隆君。  〔決算特別委員長・曽我喜隆君登壇〕 ◆決算特別委員長(曽我喜隆君) おはようございます。ただいま議題となりました日程第7、認第1号・平成17年度水道事業会計決算の認定について、11月20日午前9時開会決算特別委員会における審議の経過並びに結果について報告を申し上げます。 結論から申し上げまして、慎重審議の結果、全会一致認定であります。最初に収入役さんの方から総括的に説明がございましたので、報告を申し上げます。 当市にあっては、実質公債費率は19.5%と県内で3番目に高い比率にあり、大変厳しい財政状況にあります。今後は公債費負担適正化計画により7年後をめどに減少に取り組んでまいります。 ということで、まず、歳入の方につきましては、営業収益が11億1,793万1,402円、営業外収益でございますが884万3,488円、合わせまして総収益11億2,677万4,890円でございます。これに対しまして、歳出は、営業費用、3ページの方にございますが、10億6,251万8,627円、営業外費用が7,145万3,591円、合わせまして総費用が11億3,397万2,218円、経常損失は719万7,328円。したがいまして、前年度の繰越欠損金の7,351万8,378円、合わせまして当年度末の未処理欠損金は8,071万5,706円となりまして、欠損金が増額する事態となりました。今後は健全な運営が図れるように事業の効率化や合理化を含めて経営計画を立てる必要があると認識をしているところでございますとの説明で、次に水道部長さんの方から総括の説明がございましたので、報告を申し上げます。 決算書の11ページにございますところで、総括的な事項、業務概要でございますが、給水人口、前年度比0.1%増。給水件数は2,3%の増、排水量、前年度と比べまして10.7%の増、有収水量につきましては前年度比8.6%の増となりました。有収率は経年劣化した排水管の漏水等の影響により、前年度比1.7%の減となりました。上水道給水区域内普及率につきましては前年度と同じでございます。 次に、経営状況、収入面、有収水量、給水件数の増によりまして、給水収益は前年度比9.3%の増でございました。受取利息が低金利の中で内部留保資金の運用によりまして、前年度比23%の減となりました。支出面の主なものにつきましては、受水費、前年度比6.5%の増、減価償却費、前年度比27.5%の増、支払い利息が前年度比29.4%の増、営業収益は、前年度比9.3%の増ということで、営業費用が10.7%の増、営業外収益につきましては64.9%の減で、営業外費用につきましては前年度比30.7%の増となり、本年度は719万7,000円の純損失となりましたということでございます。 節水意識の定着化等によりまして水需要の伸び悩みが今後も見込まれ、施設・設備の更新の時期を迎えていることから、安全・安定で経済的な水源を確保するため、自己水から県水への切りかえを進めていきます。また、経年劣化による排水管等の補修工事も今後増加していく傾向にありまして、料金体系の見直しを含めて、事業の効率化や合理化はもとより、健全経営と水の安定供給を維持するため一層の努力をしていく所存でございますとの説明でございまして、続いて、担当課長より詳細な説明がございましたが、説明を終わりまして質疑に入ったわけでございますが、主な質疑について報告を申し上げます。 2ページのところで、建設工事の不用額1億1,000万円、前年度と比べてどうなのか、具体的にはどんなことで不用額が出たのかという質問でございますが、まず工事費の負担金、これは後田の貯水地点の増設で県に工事負担金として納めておりますが、これが当初の県の見積もりで1億2,000万円という見積もりでありましたが、実施の段階で協議の中で施設は市の施設の中でつくるということ、それから県の送水本管から分岐するものについては、近くに空気弁が立ち上がっておりましたので、それを利用するということで安価で取り入れが可能ということで5,246万4,000円ほどの経費を節減いたしました。 それから、県道の美乃坂本停車場線が改良工事で1,900万円ほど計上してありましたが、工事が施工されなかったということで減額ということでございます。 次に、23ページのところで、供給単価と給水原価の比較の話が出ましたが、水を使ってもらえば赤字になるというようなものを示しているのではないかと思いますが、端的に大きな原因は何ですかということでございますが、16年度、福岡の上水と合併し、その時点で1億円近くの欠損金があり、16年度中津川市の黒字分で埋めたも、累積で7,000万円ほどの欠損金ができました。傾向として、プラスからマイナスのところにあったところへ赤字構造分が加わったという決算のものであるという説明でございます。 次に、9ページのところで、17年度の滞納の状況と数字について、また徴収に関し給水停止あるいは撤去などの事例件数ということで質問がありまして、未収金が9,500万円ぐらいあるというのは、1月分は3月で計算しますので調定するだけで送り、この時点では1月分が未収扱いになっております。翌月に収入しますので、その数値の徴収率というのは91.4%です。これは一カ月分抜けておりますが、それが一番新しいところ、10月分ですから過年の滞納も含めた分の数値ですが、収納率が99.9%です。現在の未収金が172万7,565円ということで、水道につきましては給水停止とか費用ですので、そういう形で徴収を行っております。数字的にはいいものになっているということです。 また、滞納が4カ月分のところで給水停止の通知をいたします。もう1カ月積み重なると、今度は切り離し、メーターを取り直すという通知をいたしまして、それでも納入とか納入の約束がいただけない場合、これを執行するということでございます。 11から12のページのところでは、自己水から県水への切りかえについてということで、維持管理的なことを考えれば県水への切りかえが有利と見れば、自己水から県水へ切りかえたときのシミュレーションはされているのか、関連して、県水も決して安くはなく高いくらいに思っているが、値引きの交渉の余地はないのかということにつきまして、そういうシミュレーションはまだつくっていないが、経営審議会にお願いをする段階においてはそういった比較表も当然必要になってくると思っております。18年度中にそれらも含めて考えていきたいと思っておる。昨年の決算審査の折に、県水への切りかえ、19年に行いますということを申し上げましたが、ちょっとスピードダウンいたしまして、厚労省との約束もあり、その時点におきまして多様な水源の検討をするように指示を受けて、現在は多様な水ということで緊急時も含めた水源を考えていきたいというふうに考えております。18年度にも若干調査をしていきたいと思っておるという説明でございました。 それから、耐震の調査をされたということで、調査済みの下水道のほかに上水道はどうか、難しいながら今後の方向性はという質問でございますが、まず管路の耐震化につきましては幹線について耐震化を行っております。13ページの上から4工事目の水道工事、小向排水管改良工事というのは、この中でNS鋳鉄管というのを使ってございますが、これがいわゆる耐震管でございますと。主要幹線については管路は耐震化を進めているところでございますが、今後、基幹施設、主要施設について、第2次診断を行い図っていくというような答弁がございました。 以上、質疑を終結しまして審議の結果、全会一致認定でございます。 以上でございます。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。――ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 本件に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより認第1号・平成17年度中津川市水道事業会計決算の認定について(平成18年第5回中津川市議会「定例会」継続審査事件)を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第8  認第2号 ○議長(中島敏明君) 日程第8、認第2号・平成17年度中津川市病院事業会計決算の認定について(平成18年第5回中津川市議会「定例会」継続審査事件)を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長・曽我喜隆君。  〔決算特別委員長・曽我喜隆君登壇〕 ◆決算特別委員長(曽我喜隆君) ただいま議題となりました日程第8、認第2号・平成17年度中津川市病院事業会計決算の認定について、決算特別委員会における審議の経過並びに結果について報告を申し上げます。 結論から申し上げまして、慎重審議の結果、全会一致認定でございます。最初に収入役さんの方から全般事項について説明を受けましたので、報告を申し上げます。 17年度中津川市病院事業会計決算書の3ページから6ページ、そこに損益計算書がございますが、歳入につきまして医業収益が88億78万363円、4ページのところに医業外収益2億8,496万4,298円、訪問介護ステーション事業収益が3,294万8,022円、老人保健施設の事業収益が、5ページのところですが、3億7,441万2,488円、合わせまして総収益は94億9,310万5,171円でございます。歳出の方でございます、3ページです、医業費用の方で93億2,587万481円、医業外費用でございますが、5億4,110万4,290円。 5ページの方へ行きまして、訪問介護ステーションの事業費用が2,325万432円、老人保健施設事業の費用でございますが、6ページにございます、3億5,215万9,748円、合わせまして総費用は102億4,238万4,951円でございます。差し引き、6ページのところで、7億4,927万9,780円の経常損失となりました。また、特別損失といたしまして、1,123万4,358円を合わせますと、当年度の純損失は7億6,051万4,138円という結果になりました。前年度の繰越欠損金29億5,801万5,091円を足しますと、当年度未処理欠損金は37億1,852万9,229円となりました。 多額の未処理欠損金を抱える状況となっております。今後とも経営状況を真摯に受けとめ真剣に検討するとともに、地域の中核病院として市民の期待にこたえるよう医師、職員が一丸となって努力する所存でございますとの説明を受けました。 続いて、市民病院より総括に入りました。中津川市が合併いたしまして新市となり、中津川市民病院、それから国保坂下病院、2病院が行政府の中に存在することになりました。中津川市民病院については急性期医療を目指す、坂下病院については地域包括医療を目指すという基本的な役割を分担いたしました。両病院の医療連携はこれからますます進めまして、両病院の役割を担っていきたいというふうに考えております。市民病院におきましては、急性期病棟が16年に完成をいたしました。引き続き旧棟の病棟リフレッシュ工事を進め、この整備の完了によりまして病棟における入院患者の苦情がほとんど聞かれなくなったというのが現状でございます。坂下病院でございますが、平成13年度に新病院が供用されまして、坂下地区のほかに木曽方面の医療圏をカバーしております。 以上のような説明を受けまして、質疑に入りました。 主な質疑につきましてご報告を申し上げます。 分析のところで、市民病院の病床利用率について、60床増床したとはいえ、76.3というならば300床で足りるのではないか、また360床になったときの職員の充足率はどうか、十分足りているのか、また患者の季節によっての増減はないのか、それから医師の常勤・非常勤の先生のカウント、小児科、産婦人科の状況についての質問がございました。 答弁といたしまして、病床利用率、17年度全体の76.3というものにつきましては、たまたまリフレッシュ工事をやっておりまして、実際に稼働しておる病床は360床でなく、この76.3という数字は360全体で割って出した率になっておりますので、リフレッシュ工事の関係で数字は落ちておりますということです。季節のことについては、1つ格言がございますということで、「秋の柿の実の熟れるころ、病院は青くなる」というのがございまして、秋口、年末年始は毎年患者が減りますというようなお話がございました。 また、360床にはまだ足りていません。職員のことですが、あと20から30名ぐらいは看護師が必要になってくるということです。それから、医師のことですが、今の医師数ですが、現在のデータになりますが非常勤が38人、属託医が5人となっております。小児科につきましては常勤が2名、非常勤が5名という形で、産婦人科については職員が2名、非常勤が2名という形で、小児科、産婦人科とも今のところは対応ができているというふうに考えておりますということでございます。 診療報酬が改定されて長期入院の関係などを含め、医療行為がなくなったような患者さんの扱い、あるいは高齢者は病的な部分が少なくて医療部分のなくなった人、家へ帰しても困るという部分があるような気がしますが、どんな扱いをされているかということですが、長期入院、いわゆる国の今度の診療報酬の改定の中で、医療に該当しないものについては病院では診ないということで、国の考え方としては介護で診なさいというような考え方を持っております。病院としては、医療として必要な部分はしっかり該当したいというのが基本原則でありまして、それから出た後については介護とかそういうところで対応が必要になってくると思いますというようなことと、市民病院については2名、坂下病院についても2名のソーシャルワーカーを専門に配置しておりまして、相談に乗っておりますという答弁でございました。 次に、病院が2つあるということで、保守、医療事務、給食サービスなどで中津川市で指名競争入札でやられると思うが、その辺の妥当性という問題はないかについて、病院の中の委託関係は非常に特殊な部分がございまして、毎年毎年競争入札というわけにはいかなくて、例えば給食サービスなんかで365日3食毎日やっていますので、毎年入札をするということでは非常に現場が混乱するという状況が出ます。3年から4年ぐらいをめどに入札したいということで、現在、17年度については合併前にそれぞれ決めている業者でございまして、市民病院は非常に安い単価でやっております。今後はお互いの歩調をとりながらやっていきたいということでございます。 次に、経営状況、坂老――坂下老人保健施設の方ですが、坂老の6と7のところにございます経営状況が非常によいのは職員の頑張りかと推察をしますが、本音は労働条件にかなりきついとの声も聞きますが、余裕内で介護職の増員を図り、また労働条件の緩和と利用者の増加にはというような質問があったわけでございますが、80床のうち77.3です。昨年は74.6で赤字になり、今年はその辺のところはできるだけ詰めていくということで空きベッドをつくらないというようなことをやってきました。公的な施設ということで胃ろうとか経管栄養の処置を施しておるような患者さんが見えますので、こういった方には介護度が5というような療養費の額がすごく高いといいますか、いいわけですので、その部分を含めて収入が上がっていったのではないかと分析をしておると。 こういった基準の職員というものは配置が満ち足りておりますので、これがいつまでも続くかというと、必ずしもそういうことは言えません。また、介護度の1の人がふえる可能性もありますし、全体の中で見て、これは大変な労働になっているなという時期もあります。これは、ちょっと介護度が低い人が集まっていて楽だなというときもあります。そういう関係もございまして、全体的にバランスを見ながらその辺の検討をしていきたいという答弁でございました。 あと1つ。市民病院、坂下病院、今の老健含めて、財務比率が非常に高いんですが、この辺の考え方というのは将来性も含めながらどのように分析してみえるかということですが、財務比率をいかに下げるかということは、収益をいかに上げていくかという中で、今の急性期がどうあるべきかというお話になりますが、いわゆる病床を主体に置き入院を主体に置いた病院にしていくということを考えておりまして、そうなっていけば収益的には安定してくるというふうに考えております。 坂下病院については包括医療、いわゆる福祉との連携をとりながら進めるわけですが、ある程度収益を度外視していく部分も出てくる可能性が出てきます。ただ、病院で収益を上げなくても、そのことによって市民の方が非常に健康で病院にかからなければ中津川市全体としては収益が上がってくるというふうに確信をしておりますと。市民病院が急性期あるいは回復期の一部、それから坂下病院が回復期とリハビリ期、そしてその後老健とかあるいは在宅へ行くような連携になっており、この中で老健も非常に重要な位置を占めてきますので、そういう連携をとりながらその経営をしっかりと把握し、状況が上向きになっていくような格好に財務比率を下げるような段取りをとり、連携をとっていきたいというような、そういった答弁がございました。 以上で質疑を終結しまして、慎重審議の結果、全会一致認定でございました。 以上でございます。
    ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。――ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 本件に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより認第2号・平成17年度中津川市病院事業会計決算の認定について(平成18年第5回中津川市議会「定例会」継続審査事件)を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第9  議第146号 ○議長(中島敏明君) 日程第9、議第146号・人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第146号・人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。 これは、同委員の吉村滿子さんが平成18年8月31日をもって辞任されましたので、その後任として丹羽秀子さんを候補者に推薦することについて、議会の意見を求めるものであります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第146号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、議第146号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第146号・人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― △日程第10  議題152号 ○議長(中島敏明君) 日程第10、議第152号・決算特別委員会設置に関する決議についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。34番・楯 公夫君。  〔34番・楯 公夫君登壇〕 ◆34番(楯公夫君) ただいま議題となりました議第152号・決算特別委員会設置に関する決議につきまして、案文の朗読をもって提案説明にかえさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 決算特別委員会設置に関する決議 1、本市議会に決算特別委員会を設置する。 2、委員の定数は12人とする。 3、本委員会は平成17年度中津川市一般会計決算及び特別会計決算に関する事項について審査を行うものとする。 4、本委員会は閉会中も審査を行うことができるものとし、本市議会において前項の決算を議決するまで継続存置する。  平成18年12月1日  中津川市議会 どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第152号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、議第152号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第152号・決算特別委員会設置に関する決議についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により議長において、30番・可知 いさむ君、25番・島田 千寿君、22番・片桐 光朗君、20番・吉村 久資君、17番・松浦 高春君、16番・葛西  勉君、15番・鈴木 清貴君、13番・加藤 出君、11番・森  廣茂君、9番・中西 康浩君、6番・吉村 俊廣君、4番・熊谷 文雄君、以上、12名を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました12名の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。 ただいま選任されました決算特別委員会委員の諸君は、休憩中に委員会を開催して、正副委員長の互選を行い、その結果をご報告願います。 委員会を開く場所を局長から発表いたさせます。 ◎議会事務局長(小池和廣君) それでは、決算特別委員会を第1委員会室で開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) ただいまから暫時休憩といたします。  午前11時34分休憩 ――――――――――――――――――  午前11時46分再開 ○議長(中島敏明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――― ○議長(中島敏明君) 休憩中に決算特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われております。その結果をご報告願います。11番・森 廣茂君。  〔11番・森 廣茂君登壇〕 ◆11番(森廣茂君) それでは、先ほど設置が決定をいたしました決算特別委員会の委員長並びに副委員長の選任に対する委員会が開かれまして、どこかが違うということで僕が座長に指名されましたので、報告をさせていただきます。 それでは、委員長に加藤 出議員、副委員長に中西康浩議員を選任いたしましたので、ここでご報告をさせていただきます。 以上です。 ―――――――――――――――――― △日程第11  認第3号から日程第21 認第13号 ○議長(中島敏明君) この際、日程第11、認第3号から日程第21、認第13号までを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました認第3号から認第13号までの平成17年度一般会計及び特別会計の決算認定につきましては、監査委員の審査に付したところ、同委員からその結果について別添のとおり意見書の提出がありましたので、関係書類を添えて議会の認定に付するものであります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。認第3号から認第13号までの質疑を一括して行います。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――― △日程第22  議第142号 ○議長(中島敏明君) 日程第22、議第142号・中津川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第142号・中津川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は人事院規則の一部改正に伴い改正するものであります。改正の主な内容につきましては、職員の勤務時間における休息時間制度を廃止すること及び始業・終業の時刻を変更して勤務できる早出遅出勤務の制度を拡大し、学童保育施設に託児している小学生の子を迎えに行く職員を対象に加えるものであります。 なお、この条例は平成19年1月1日から施行するものであります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。33番・千葉 昇君。 ◆33番(千葉昇君) 職員の休憩時間につきましては、労働基準法で6時間を超え8時間という勤務については休息時間をとるということが労働基準法では明記をされておるわけですが、今回の改正はその労働基準法に照らして適法だということで提案されたのかどうか、その点をお尋ねいたします。 ○議長(中島敏明君) 総務部長・鎌田隆二君。 ◎総務部長(鎌田隆二君) 今、ご指摘ございました勤務時間6時間を超える場合につきましては45分間の休憩というものがございます。8時間を超える場合につきましては1時間の休憩時間があるわけですけども、それ以外に休息時間、これは有給の時間になるわけですけども、4時間につき15分ずつとるということに市の規則ではなっておりまして、社会情勢をいろいろ勘案いたしまして、今の事務とかサービス事業を行っている民間の会社等におきましては、こういった特別に休息時間をとっているところがほとんどないと。例えば、製造業ですと工場でラインとかがありますのでその時間に合わせて一括してとるやり方で一遍に休むわけですけども、そういう社会情勢を勘案いたしまして今回この休息時間については有給でもあるし、民間の状況等を判断して廃止したいというものでございます。 以上でございます。 ○議長(中島敏明君) 33番・千葉 昇君。 ◆33番(千葉昇君) 私の質問は大変簡単な質問です。どこがどうだということではなしに、今回の休息時間の廃止が労働基準法に照らして適法なのかどうかと、反していないのか。私は反していると思うんですけども、反していないのか、その辺の判断はどうですかということです。適法かどうかということです。 ○議長(中島敏明君) 総務部長・鎌田隆二君。 ◎総務部長(鎌田隆二君) 適法だと判断しております。 ○議長(中島敏明君) ほかにございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 ―――――――――――――――――― △日程第23  議第143号 ○議長(中島敏明君) 日程第23、議第143号・中津川市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第143号・中津川市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、有限会社についての条文整備を行うものであります。 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――― △日程第24  議第144号 ○議長(中島敏明君) 日程第24、議第144号・中津川市消防職員等賞じゅつ金支給条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第144号・中津川市消防職員等賞じゅつ金支給条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部改正に伴い、引用する条項について条文整備を行うものであります。 なお、この条例改正は公布の日から施行し、平成18年4月1日から適用するものであります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――― △日程第25  議第145号 ○議長(中島敏明君) 日程第25、議第145号・中津川市病院事業及び国民健康保険診療所等使用料及び手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第145号・中津川市病院事業及び国民健康保険診療所等使用料及び手数料徴収条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、診療報酬等を定めた厚生労働省告示の改定に伴い、告示名を変更するための条文整備を行うものであります。 なお、この条例は公布の日から施行するものであります。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――― △日程第26  議第147号 ○議長(中島敏明君) 日程第26、議第147号・岐阜県後期高齢者医療広域連合の設置についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました、議第147号・岐阜県後期高齢者医療広域連合の設置についてご説明申し上げます。 これは、高齢者の医療の確保に関する法律に基づく後期高齢者医療制度に係る事務を県内の全市町村が共同して処理するよう、広域連合を設置するため規約を制定するものであり、構成団体の議会の議決を要するため提案するものであります。内容としましては、広域連合の議会、執行機関、経費等に定めております。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――― △日程第27  議第148号 ○議長(中島敏明君) 日程第27、議第148号・財産の取得についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第148号・財産の取得についてご説明申し上げます。 これは、第一中学校外3校の生徒が使用しているパソコン、プリンター及びソフトウエアの老朽化に伴い、県の合併市町村支援交付金を活用して取得するものであり、去る11月9日に入札を行い、3,696万円で仮契約をしているものであります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――― △日程第28  議第149号 ○議長(中島敏明君) 日程第28、議第149号・中津川市営土地改良事業の変更についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第149号の中津川市営土地改良事業の変更についてご説明申し上げます。 これは、合併前の川上村議会において平成16年12月定例会で議決いただいた団体営土地改良事業の田畑地区基盤整備促進事業について事業費の変更が生じたため、計画の変更をするものであります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ただいまから13時まで暫時休憩といたします。  午後0時00分休憩 ――――――――――――――――――  午後1時00分再開 ○議長(中島敏明君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 ―――――――――――――――――― △日程第29  議第133号から日程第37  議第141号 ○議長(中島敏明君) この際、日程第29、議第133号から日程第37、議第141号までを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第133号から141号の補正予算についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、平成19年度実施事業のための準備経費及び緊急対応を必要とする経費を対象に編成いたしました。補正予算の規模は、一般会計6億7,494万7,000円、国民健康保険事業会計93万7,000円、下水道事業会計1万7,000円、簡易水道事業会計156万7,000円、農業集落排水事業会計172万円、特定環境保全公共下水道事業会計134万4,000円、介護保険事業会計315万1,000円の減額、個別排水処理事業会計140万円の減額、水道事業会計113万円、合計で6億7,711万1,000円であります。 以下、一般会計の主な内容からご説明いたします。 議会費では、「核兵器廃絶宣言都市」の宣言塔を再設置するための費用13万8,000円を計上いたしました。 総務費では、外部評価委員会委員の報酬などで118万6,000円、いじめをなくし、市民みんなで大切な子供の命と人権を守るため、安全安心まちづくり推進市民会議の中のいじめ対策部会の運営に関する費用24万円、またコミュニティ助成金を獲得して落合地区区民運動会の備品を整備するための補助金180万円などを計上いたしました。 民生費では、生活保護者の医療扶助費1,992万円、岐阜県後期高齢者医療広域連合が2月に設置されることに伴う負担金168万4,000円、放課後児童クラブ事業委託料について、民間施設を借り上げて運営している団体に対して、家賃月額の2分1を助成するための費用30万2,000円のほか、長時間開設加算による費用など、合わせて81万4,000円などを計上いたしました。 衛生費では、灯油の高騰などに伴う斎場の燃料費142万7,000円、国民健康保険事業会計のうち直営診療施設勘定の人件費の減額に伴う一般会計からの繰出金の減額分877万2,000円を計上いたしました。 労働費では、2007年問題に対応した技術者の人材バンク事業、ものづくり人材・紹介事業を、来年度当初からワーカーサポートセンターでスタートさせるための準備費用49万9,000円、地元企業の高度なものづくり技術のすばらしさを知っていただくことにより、一層の若者定着を図るため来年度から市内の全中学校を対象に市内企業見学を行う予定でありますが、今年度は一部の中学校生を対象に行うための費用22万6,000円を計上いたしました。 農林費では、クマが頻繁に民家近くまで出没するため、来年春先から対応できるよう、県の市町村振興補助金を獲得して捕獲用のおりを購入するための費用117万円、農業集落排水事業会計における人件費の増額に伴う一般会計からの繰出金の増額分172万円、個別排水処理事業会計における人件費の減額に伴う一般会計からの繰出金の減額分140万円などを計上いたしました。 商工費では、駅前ビル再整備による3階フロアの世代間交流ゾーンなどの備品購入費807万1,000円、道の駅「賤母」の冷暖房機故障修理費136万7,000円などを計上いたしました。 土木費では、樹木の伐採や落葉樹にかえていくだけでは解消することのできない日陰になりやすい道路における凍結防止の安価な方法を研究するための費用60万円、市営住宅の入居者退去に伴う修繕料300万円を計上いたしました。 消防費では、消防団員の退職報奨金61万1,000円を計上いたしました。 教育費では、高峰楽器製作所からいただいた寄附金で坂下中学校の備品を購入するための費用8万8,000円、学校給食センターの臨時、属託職員の人件費437万円などを計上いたしました。 災害復旧費では、本年1月の異常低温により道路の舗装面がひび割れた凍上災害の復旧事業費として9,722万3,000を計上いたしました。 公債費では、公債費負担適正化計画に基づいて繰り上げ償還を行うための費用5億5,654万円を計上いたしました。 また、職員全体の人件費といたしまして、中途退職、育児休業などに伴う給料の減額、支給率の増加に伴う勤勉手当の増額、職員の異動に伴う通勤手当の増額などを合わせまして、2,293万7,000円を減額し、各科目に分別して計上いたしております。 以上が歳出の主な内容ですが、これらの財源といたしまして国庫支出金8,342万2,000円、県支出金152万4,000円、寄附金8万7,000、繰越金5億5,479万円、諸収入272万4,000円、地方債3,240万円を計上いたしました。 次に、特別会計及び企業会計について、職員の人件費以外の主なものについてご説明いたします。 国民健康保険事業会計のうち、事業勘定分につきましては、国民健康保険料の過年度過誤納金の還付金205万円などを計上いたしました。直営診療施設勘定分につきましては、川上診療所の医薬品購入費、血液検査委託料として201万円などを計上いたしました。 簡易水道事業会計では、坂下、山口の簡易水道施設の修繕料239万3,000を計上いたしました。 特定環境保全公共下水道事業会計では、坂下終末処理場汚水調整槽の修繕料として124万1,000円を計上いたしました。 以上、補正予算についてご説明させていただきました。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。議第133号から議第141号までの質疑を一括して行います。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第133号から議第145号まで、及び議第147号から議第149号まで、並びに認第3号から認第13号までは、お手元に配付してあります議案付託表(第1号)のとおり、それぞれ所管の委員会に付託をいたします。 ―――――――――――――――――― △日程第38  請願6号及び日程第39  陳情第9号 ○議長(中島敏明君) この際、日程第38、請願第6号及び日程第39、陳情第9号を一括議題といたします。 ただいま議第となっております請願第6号及び陳情第9号は、お手元に配付してあります文書表のとおり、それぞれの所管の委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――― △日程第40  議第150号及び日程第41  議第151号 ○議長(中島敏明君) この際、日程第40、議第150号及び日程第41、議第151号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・大山耕二君。  〔市長・大山耕二君登壇〕 ◎市長(大山耕二君) ただいま議題となりました議第150号及び議第151号・工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。 これは、駅前ビル改修工事の建築外部工事及び電気設備工事の契約であります。この工事請負契約につきましては、去る11月14日に入札を行い、建築外部工事につきましては2億790万円で、電気設備工事につきましては1億5,960万円で仮契約を締結しているものであります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。議第150号及び議第151号の質疑を一括して行います。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第150号及び議第151号は、お手元に配付してあります「議案付託表(第2号)」のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 なお、休憩中に産業建設委員会を開催し、ただいま付託されました議案について審議を行い、その結果を報告していただくことにいたします。 委員会を開く場所を事務局長から発表いたさせます。 ◎議会事務局長(小池和廣君) それでは、産業建設委員会を第1委員会室にて開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中島敏明君) ただいまから暫時休憩いたします。  午後1時12分休憩 ――――――――――――――――――  午後1時50分再開 ○議長(中島敏明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――― △日程第40  議第150号 ○議長(中島敏明君) 日程第40、議第150号・工事請負契約の締結についてを議題といたします。 休憩中に産業建設委員会が開かれております、本案に関し委員長の報告を求めます。産業建設委員長・小林 優君。  〔産業建設委員長・小林 優君登壇〕 ◆産業建設委員長(小林優君) それでは、ただいま議題となりました日程第40、議第150号・工事請負契約の締結について、駅前ビル改修工事の建築外部工事についてですけれども、休憩中に行いました委員会での審議経過並びに結果について報告をいたします。 結論から申し上げまして、全会一致原案可決であります。 まず、契約の目的ですけれども、駅前ビル改修工事ですが、契約の方法は指名競争入札、契約金額は先ほど言われましたように2億790万円、契約の相手方中津川市駒場の宮島建設株式会社・代表取締役深谷恭三さん。 そして、この内容ですけれども、主に建物の正面中央に玄関を設けまして、地上から6階までのエスカレーターを撤去しフロアを新設するということです。また、エスカレーター部分の壁を撤去しまして、ガラスブロックを活用し自然採光を取り入れます。耐震補強はブレスを採用し、できる限り壁になる部分に設置し、フロアの有効活用を図るということです。外観は中山道のイメージを感じさせるつくりとし、外壁は2面を塗装します。なお、屋上は広告塔を撤去しまして防水シートを張りかえます。エレベーターは2基を使います。 そんな中ですけれども、主な質疑としまして、まずこの入札において予定価格はどうであったかということと、それは公開してやったかどうかということでしたけれども、予定価格は2億1,160万6,500円です。なお、落札率ですけれども、落札率は98.2%、11社の指名競争入札で行ったということでございます。 そして、これには予定価格を公開して行ったということですけれども、それにつきましては、国・県の積算システムがあるという中で、その積算システムを使いながら一応予定価格を公開し、それによって入札がされたということです。 以上、冒頭申し上げましたとおり、全会一致原案可決でございます。委員会報告を終わります。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第150号・工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第41  議第151号 ○議長(中島敏明君) 続いて、日程第41、議第151号・工事請負契約の締結についてを議題といたします。 本案に関し委員長の報告を求めます。産業建設委員長・小林 優君。  〔産業建設委員長・小林 優君登壇〕 ◆産業建設委員長(小林優君) それでは、ただいま議題となりました日程第41、議第151号・工事請負契約の締結について、駅前ビル改修工事の電気設備工事ですけれども、休憩中に行いました委員会での審議経過並びに結果について報告をいたします。 結論から申し上げまして、全会一致原案可決であります。 この駅前ビル改修工事におきましては、契約の方法は指名競争入札で行われました。契約金額は1億5,960万円、契約の相手方中津川市手賀野647番地の6、ミリオン電工株式会社・代表取締役板頭鈔三。 それで、この駅前ビル改修工事ですけれども、特に幹線動力設備、電灯コンセント、照明器具、電話設備、情報設備、放送設備、自動火災報知設備等を設備するということで、このような工事の入札が行われました。 主な質疑としまして、この電気工事ですけれども、1億5,960万円という多額な金で入札がされたわけですけれども、電気工事自体としては大変大きい金額であるということで、これはどのようにしてこんな金額になったかというような質疑が主な質疑でありました。 その中ですけれども、これにつきましては、前で使ってみえた配線とか基盤とかいろいろなものを取り外す撤去料等も入っているというような説明でございましたし、また自動火災報知設備等もやり直さなくてはいけないというようなことで、そのような設備のためにこのような高額な金額になったという説明でありました。 しかし、そんな中ですけれども、やはり今入札というものは大変大きな問題になっております。したがって、先ほど積算システムというような言葉も述べたわけですけれども、特にこれにつきましては業者あるいは行政ともにあまりにも金がかけ離れていてはならんということですので、その辺を順次これから話し合いしながら、積算システムを使ってやっていきたいという、そんな答弁でございました。 以上をもちまして、冒頭申し上げましたとおり全会一致原案可決でございます。以上、報告を終わります。
    ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議第151号・工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第42  議第153号 ○議長(中島敏明君) 日程第42、議第153号「障害者自立支援法」の見直しを求める意見書についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。34番・楯 公夫君。  〔34番・楯 公夫君登壇〕 ◆34番(楯公夫君) ただいま議題となりました議第153号・「障害者自立支援法」の見直しを求める意見書について、案文の朗読をもって提案説明とさせていただきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 「障害者自立支援法」の見直しを求める意見書 本年4月に施行された障害者自立支援法は、身体障害、知的障害、精神障害の障害種別にかかわらず、障害のある人々に身近な市町村が必要なサービスを一元的に提供できる仕組みとし、障害者が地域で安心して暮らせる社会の実現を目指して制定され、中津川市においても児童デイサービス利用料無料等の独自の障害者サービスの提供に努めている。しかし、利用者負担の仕組みが応能負担からサービス料と所得に着目した仕組みに見直されたことにより、利用者負担の増大を招き、必要なサービスの利用を控えるなどの傾向も顕著であり、利用者、サービス提供者双方にさまざまな問題が生じ、障害者に大きな不安を与えている。 よって、国におかれては、以上の現実を踏まえ、下記の事項を早急に実現するよう強く要望する。  記1 利用者負担のあり方について早急に検証し、利用者負担について再検討すること。2 報酬単価の引き下げ及び月払いから日払い方式への変更による事業者収入の減収により、サービス低下や事業所の廃止が懸念されることから、実態を把握し改善を図ること。3 障害種別によっては、実態より障害程度区分が低く認定されるなど、調査項目の不備が指摘されていることから、認定状況について検証し、障害の特性に合う調査項目及び判定基準への改善を図ること。4 新体系への移行支援については、移行までの間は現行補助制度を継続するなど、万全を期すること。5 地方自治体が行う地域生活支援事業に係る国庫補助については、サービス低下や地域格差を招かないよう、法に定める限度(費用の100分の50以内)まで補助が可能な予算措置を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成18年12月1日  中津川市議会 ご賛同のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第153号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、議第153号については、委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第153号・「障害者自立支援法」の見直しを求める意見書についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。ただいま可決されました意見書の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。 ―――――――――――――――――― △日程第43  議第154号 ○議長(中島敏明君) 日程第43、議第154号・市議会議員の発言保障に関する決議についてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、小池公夫君の退席を求めます。 それでは、本案について提案理由の説明を求めます。3番・宮田美一君。  〔3番・宮田美一君登壇〕 ◆3番(宮田美一君) ただいま議題となりました議第154号・市議会議員の発言保障に関する決議につきまして、提案説明をさせていただきます。 初めに、案文を朗読させていただきます。 市議会議員の発言保障に関する決議。 岐阜県弁護士会と同人権擁護委員会が平成17年11月16日に中津川市議会に勧告したとおり、小池公夫市議の市議会一般質問の壇上における発言を、職員の代読による方法をもって今12月市議会より実施することとする。以上、決議する。であります。 小池公夫議員が発声障害のため、市職員による代読発言を求めて以来、その発言保障の方法について主に議会運営委員会におきまして審議、議論されてきましたこと、敬意を表するものであります。そして、昨年の11月には、今申し述べましたとおり、岐阜県弁護士会、人権擁護委員会の勧告が示されましたが、今日におきましても一般質問の壇上における発言方法につきまして合意に至らず、小池議員の一般質問が認められない状況が続いております。 私は、この発言保障問題と向かい合う中で、この問題が投げかけているところの特別な困難である障害を持ってみえる人が健常者と同じように生きていく、そういう上での権利という重要な問題を学びました。小池議員の発言保障問題に置きかえてみますと、音声変換パソコンがいいのか、それとも職員による代読がいいのか、こういうことではなく、どちらも認められるべき方法であると思います。そして、どちらにするかを決めるのは特別な弊害がない限り障害の当事者自身であるという自己選択、自己決定の権利だと考えました。 そして、このことは国が平成14年12月に定めました障害者基本計画に考え方として示されています。また、国連におきましても、今年の8月に障害者権利条約が基本合意されました。小池議員に残されました任期中の議会は12月の今12月の議会と3月議会の2回しかありません。私自身、1人の議員として、そして同会派の議員として責任の重さを痛感しておるところであります。何とぞ議員の皆様におかれましては、今申し述べました趣旨にご賛同いただきまして、小池議員の切実な願いをぜひ認めていただけますようお願いを申し上げまして、提案説明とさせていただきます。 以上です。 ○議長(中島敏明君) これより質疑に入ります。順次発言を許します。33番・千葉 昇君。 ◆33番(千葉昇君) 大変心苦しい気持ちですけども、議会のルール、議員としての責任あるいは義務、こういった観点から2点ほど質問させていただきます。 まず、今の提案理由の説明の中で一般質問が認められないという表現がありましたが、一般質問は小池議員がいつでもできるという体制がとってあります。このことをまず申し上げておきたいと思います。議会としては小池議員の一般質問を抑止したことは1回もありません。それは、方法によっては確かにいろんな考え方もあるでしょう。しかし、議会として一般質問をできないという状態にしたということはないはずです。そういうことをまず前提に申し上げておきます。 次に、議会のルールです。議会というのは、議会運営委員会で方向を決め、本会議でそれが承認をされて1つの決定事項として存在するわけです。この小池議員のパソコン使用の代読については、議会運営委員会で当時の日本共産党中津川市議団の代表も含め、全会一致で決められたものです。しかる後に本会議で委員長報告として詳細にこの問題については報告をされ、本会議でも委員長報告は報告どおり承認をされております。 議会というのは、そこで決定をされ、たとえ反対であっても、反対意見を持っておっても、それが議会として決められた以上はそれに忠実に従って執行していくという、そういう議員としての義務があるわけです。ましてや、今回のこの事件については、本日共同提案をれております日本共産党中津川市議団の議員の方がですよ、参席をされ、しかも賛成をしてこの問題は議会を通っております。それを覆すような決議案の提案というのは、みずからの決定権、みずからの議員としての職務を放棄することではないか。そういうことを共同提案をされて、今、提案をされた宮田議員に、これは代表で提案されたわけですから、その点をはっきりさせておきたいと思います。日本共産党中津川市議団は、自分が決めたことの責任、議員としての義務を果たさなくてもいいのか、みずから放棄してもいいのかと、そのことをまずお聞きしたいと思います。 次に、もう1点お聞きします。 事あるごとに私は小池議員から、個人の名前を申し上げて申しわけないですが、いろんな意味で思想と信条の自由、言論の自由、これは憲法に保障されておると、そういう話をたびたび文書でも聞かされ、私自身も民主主義の破壊者だと言って糾弾をされました。今朝、私の家に届いた1通のファクスがあります。これは、差出人は今退席をされております小池公夫議員です。今回の決議案の上程に関してこういうことが書いてありますね。いろいろありますが、「本会議にて代読発言を求め、決議案を共産党議員団として提出いたします。この決議案に賛成してくださいますよう心からお願いいたします」。その後ですね、問題は。「もし、この決議案が否決されたときは、障害者の権利を実現するために、反対された方々を被告として司法の場を借りたいと思っております」。これはどういうことでしょうか。 憲法第51条、これは衆参の両議院の言論の自由をここにうたってありますね。議員の院内の発言及び表決の無責任、――責任がないということですね。「両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない。」、これは憲法でははっきり衆参と書いてありますけれども、地方自治法は憲法の精神に従って制定されたものですから、当然地方自治体の議員というのは議会内における演説、討論又は表決について責任を問われることはない。それを一々責任を問われておっては議会内で自由な立場での発言ができない。言論の自由、議員としての発言、それぞれの議員の後ろには最高で1,800人を超える人、私ですら1,200人を超える市民がついておるわけです。 その代表として議会で発言することについて、他の議員から責任を問われたり、あるいは一般市民から責任を問われることはない、こういうことが憲法で保障されておるんですよ。 日本共産党中津川市議団はきょうの表決に反対をされたという議員の思想信条の自由を否定するわけですか。そういう立場できょうの決議案が上程されておるわけですか。そのことをはっきりさせていただきたいと思います。わかりますね、宮田議員。こういう手紙は、明らかに私たちの院内の発言を抑圧するんですよ、これは。裁判にかける、被告とするというんですよ。これぐらい思想と言論の自由を抑圧するという態度がありますか。そのことを念頭に置いての決議案のきょうの提案でしょうか。お答えください、2点について。 ○議長(中島敏明君) 3番・宮田美一君。  〔3番・宮田美一君登壇〕 ◆3番(宮田美一君) 一度決めたことを覆すことは認められんというふうに、今そういうご質問だと思いますが、確かに同会派の議員が議会の運営委員会に出ておりましたことは間違いございません。ただ、私もその点を確かめるというか、いろいろ話をする中で同会派の議員は、間違っておった、私のあれが間違っておったので改めて小池議員の職員による代読を求めるんやというふうに聞いております。 それから、議員としての義務を果たしておらんというふうな質問だったと思いますが、議会の、私の考えですが、議会の確かに構成の一員ですが、その前にやっぱり1人の人間とすることが私は優先するのではないかというふうに思います。以上です。 それから、議長にお願いですが、今の同会派の議員に対する責任をどうするかということですが、賛成者の2人に補充答弁を求めていただけませんでしょうか。 そのファクスにつきましては、裁判を始めるというか、裁判を考えてみえるのは小池議員ですので、ちょっと私はお答えをしかねますが。以上です。 ○議長(中島敏明君) 33番・千葉 昇君。 ◆33番(千葉昇君) 私は、前の議会の議決が意に反してなかったからそれは認めないという、そういうことが議会人として通りますかという意味ですよ。わかりますか、その意味。みずからが参加して議決したことですよ。それを全く否定した今度の決議案の提案なんですよ。自分で決めたことですよ、自分たちも加わって。それは、宮田君が入っていなかったときのことかもしれないけども、日本共産党の市会議員団は入っていたんですよ、決議に加わったんですよ、認めたんですよ。そのことを、今度全くそのことを無視して反対する決議案を出してきた。それは、人の問題とかということではなしに、私は議会人ですから議会のルールとしてそういうことは通りますかということを聞いたんですよ。それはわかりますか。 ○議長(中島敏明君) 傍聴席、静かにしていただかないと退席ということにさせていただきますから、お願いしますよ。 今の答弁、3番・宮田美一君。  〔3番・宮田美一君登壇〕 ◆3番(宮田美一君) 議会運営委員会の審議は、決議をしたということではなしに、したんではないというふうに私は聞いております。 ○議長(中島敏明君) 33番・千葉 昇君。 ◆33番(千葉昇君) 後段のそういう見解ですが、それはそういう、日本共産党というのは私はそういう党だと、そういうふうに理解をしてもよろしゅうございますね。前のときに加わった決議は、それは無視して全く反対の決議案を出してもいいという、そういうことですね。確認しておきます。 それからもう1つは、これはどういうふうに解釈されます。同じ議員団の方が私じゃなしに多くの議員の皆さんに、きょう賛成してくれんと、決議案に反対すると裁判に訴えると、こういうことですよね。そうすると、私たちの院内の発言というものがこのことでどういうふうな影響を受けますか、こんなことをやってもいいんですか、それで。 決議というのは、それぞれ個人が責任を持って決議に参加するわけですよ。ポリシーと自分の良心に従って。それは、人情とかそういうことじゃなしに、議会のルールとして反対か賛成かといった場合に、反対したら訴えると。まるっきり発言権の無視じゃないですか、発言権の抑圧じゃないですか、このことは。私は無視しますよ、これは。それは人によっては、このことについては訴えられちゃ困ると思って賛成に回る人がある、――ないと思うけどあるかもしれませんよね。 だから、そういうことを私はしてもいいかと言っているんですよ。議会での発言を制限するようなことを日本共産党の議員はやってもいいんですかというんですよ。それが、何で自分たちだけ憲法に保障された言論の自由だとか表現の自由だけ言っておいて、なぜ他の議員には憲法で認められた院内の言論、議決権、表決権、これを何で否定するんですか、抑圧するんですかと聞いているんだよ。それが日本共産党の方針ですかと言っているんだよ。そんなこと許されないことでしょう、共産党というのは。そんなこともとにかく憲法を護持してやね、とかく表現の自由、思想の自由を体を張ってでも守っておる共産党がこんなことをしますかというんですよ。そのことを言っているんだよ。そのことを承知して提案をされているんですかということです。 ○議長(中島敏明君) 3番・宮田美一君。 ◆3番(宮田美一君) 承知は、裁判をするというのは小池さんが考えてみえることでありまして、何度も言うようですが、私は承知していませんので。 ○議長(中島敏明君) 33番・千葉 昇君。 ◆33番(千葉昇君) 私は、宮田議員の個人のことを聞いているんじゃないんですよ。4名の方の共同提案ですよ。あなたが代表して提案しているわけですよ。4名の共同提案の1人がこういう文書を各議員に配ったんですよ。だから、4人の方が共同提案ならね、共同提案の中の1人がこういうものを出しているんだよ。賛成しなきゃ裁判にかけるぞと。これは脅迫じゃないですか、言論の自由に対する抑圧じゃないですか。共同提案した4人うちの1人に見えるんですよ、それが、その方が。ぐちじゃないですよ。だから、私は個人の宮田君の意見じゃない、日本共産党市議団として4名の中の1人がこういうものを出していると、共同提案者なんですよ。そのことをあなたはどう思いますかというんですよ。共産党の議員団として、こういうことをやっていいのか悪いのかと。これは、言論の抑圧につながるんじゃないですか。答えてください。 ○議長(中島敏明君) 3番・宮田美一君。 ◆3番(宮田美一君) それは、今のファクスですが、共産党議員団として出したのではないですので、よろしくお願いします。 ○議長(中島敏明君) 30番・可知いさむ君。 ◆30番(可知いさむ君) 千葉議員から日本共産党としての立場はどうなのかというふうに質問を向けられましたので、私は、この場は質疑ですのでそれに答えたいというふうに思っておりますけれども、議長として答えることを認めていただけるか、ちょっとまず最初に伺いたい。 ○議長(中島敏明君) 答弁は提案者に対しての質疑です。この1番にある方が提案者で、あとは賛同者、賛成者ですよ。だから、提案者に説明をいただくのが本筋ですのでそういうふうにお願いをしたいと思います。 29番・佐藤和男君。 ◆29番(佐藤和男君) 私の方は違った観点から幾つかご質問申し上げたいと思います。 1つは議会運営の立場から、2つ目はバリアフリーをどう考えるのかという立場から、3つ目には補助具の問題としてどう考えるべきか、4つ目は議員としての本分としてどのように考えるかということでございます。 まず、議員としての本分のところから参りたいと思います。千葉議員がご指摘されましたように、私のところにもファクスが参りました。そこには、彼は、途中飛ばしまして、「私が言う社会的弱者の中には当然障害を持つ人も入っていましたが、差別や偏見があったのも事実です。私自身の中にもあった差別や偏見を克服していくためには、障害者の生の声を市政に反映させていく、これこそ障害者となった私に一番求められていることではないかと思ったのでした。」と、こういう文章がございます。 私は小池議員が障害者になられた平成14年からこの問題を考えてまいりました。そして、小池議員ご自身がこのように書かれていることに対して、まことにそのとおりだというふうに思っております。そして、それこそまさに小池議員としての本分を発揮してもらいたいというふうに思っております。しかしながら、確かに補助具としての、例えば眼鏡を最初にかけるとき、例えば補聴器を最初に耳に入れるとき、例えば車いすに乗るときのあの感触は、私はよくわかるのであります。自分が障害者になってしまった、戻れないところへ来てしまったという1つの諦観、あきらめ、悔しさ、悲しさ、いろいろあるでございましょう。しかし、私は、小池公夫議員の議員としての本分として、ぜひそれらを乗り越えて、乗り越える勇気を持って私ども議会運営として音声発声装置を使ってバリアフリー化をしてまいりました、そのことで発言をしていただきたいというふうに思っております。 ご自身が障害者になられて大変苦しかったことが多々あるでしょう。それを発表するというその機会は、宮田議員がおっしゃいましたように、一般質問としては12月と3月議会、任期中には2回しかございません。それをぜひ実現してほしい、これは私ども同僚議員だれもが考えていることだと思います。自己決定論などなどの方法論にこだわらず、発言をするということ、小池公夫議員として発言をするということ、それが第一番のことではないでしょうか。このように思っております。機械の声であろうが人の声であろうが、小池議員の考え方をご披露していただきたい。このように思っております。 2つ目は補助具としての問題でございます。先ほど申し上げましたとおり、障害を持つ者にとりましては補助具を使用し日常生活で自立ができるようにいろんな形で努力をしております。いえ、補助具はそうした方々との関係においてぐんぐんと進歩をしてまいりました。補聴器などは大変小型になり、聞こえやすくなりました。車いすもどんどんと改良されました。発声障害にかかわります補助具も、当然のことながら補助具と認定され助成金も出されております。こうしたことを考えますと、まことに不格好な、確かに大きな音声発声装置で格好悪いかもしれません。しかし、補助具を使っていただくということは、補助具のさらに小型化が、高性能化、そしてその補助具を使うということが恥ずかしいことでも何でもなくて、自分の意思を相手に伝えるコミュニケーションの手段として重要なものなんだということを議員である小池公夫氏が範として大勢の人に示していただきたい、こんなふうにも思うわけでございます。 次に、バリアフリー論のことにつきまして申し上げます。職員の代読による方法ということをかねてよりおっしゃってみえます。しかし、これはどの障害者にも許されることでしょうか。一般生活の上において代読だけで生活ができるでしょうか。私はそうとは思っておりません。だれが発声障害になろうが、どういう形での発声障害であろうが、バリアフリー化されている議会こそが開かれた議会ではないかというふうに考えております。それは、障害者の自立を促すものでもあります。今、ご提案のこの職員の代読による方法というのは、このバリアフリー化に逆行するものではありませんでしょうか。 なぜならば、駅の構内につくられましたエレベーター、これはバリアフリー化のためにつくられております。自己決定権の名においてエレベーターに乗らないということを選択することも可能でしょう。しかし、階段をおんぶして上がっていく人が必要になります。 人類の歴史は一体何だったのか。道具を使い、そしてそれぞれがその道具によって進歩発展をしてまいりました。バリアフリーというのは道具によって我々が自分の活動領域を拡大してきた歴史だというふうに思っております。そういたしますと、道具を使うということは恥ずべきことではなくて、むしろ人間として当然のことではないでしょうか。 もう1つ道具を使う意味があります。私どもは道具を使うことによって労働から解放されてまいりました。労働からの解放というのは、長く私は労働運動をやってまいりましたが、大きなテーマでございました。代読をするということは職員に労働を強いることになります。せっかくできた音声発声装置というものを使ってこれを克服していく、これがなぜできないんでしょうか。このことをお聞きしたいと思います。 最後に議会運営の問題は、千葉議員もお触れになったとおりであります。先ほど申し上げましたとおり、平成14年小池議員が発声障害になられたとき、私どもはいろいろ調査をいたしましたが、その当時では自分の口で音声を出したときのみが発言として認められるという段階でした。すなわち、発声ができない方は発言ができなかったんです。その後、15年の4月に選挙がありまして、またこの問題が提起をされ、ちょうど私の両隣に座っていらっしゃいます鷹見信義議員、可知いさむ議員、それぞれ議会運営委員会の委員となられて、再三再四、言葉を変えますと獅子奮迅の努力で何とか小池議員の発言保障をしようとして努力をされ今日に至ってまいりました。最初はゼロからの出発であったということ、そして中津川市議会型の1つの発言保障という仕組みを構築できたわけであります。なぜこれを利用なされないのか、私はこれに従って利用していただきたい、まず利用していただきたい。これは、最初にこの問題を討議した議会運営委員会を記憶しておりますが、もしそのことによって問題があるならば、順次問題を解決改良していくという合意のもとに、まずやってほしいという考え方から出された問題でした。 したがいまして、私は小池公夫議員にこの音声発声装置による発言をぜひしていただきたいというふうに思っておりますだけに、このようにしてまた職員の代読による方法でなければならないというふうに言ってしまって、これを決議をいたしますとその道が閉ざされることになるのではないか、このように考えております。そうしないと、議会という1つの大きな組織体としてけじめがつきません。これは、おわかりいただけると思います。 以上、4点にわたって申し上げました。最後に、私もこのファクスの最後尾にあります、「もしこの決議案が否決されましたときは、障害者の権利を実現するために、反対された方々を被告として司法の場を借りたいと思っております。」という文章には大変傷つけられました。それぞれの議員が、それぞれこの4年間思い悩んできて、そしてここまで参りましたこの4年間の月日をこういう言葉で締めくくられ、お話しされるファクスの内容に私は大変心が痛みました。もし、できることならば、今は質問ではございますが、この決議を取り下げていただきたい、このように思っておりますし、小池議員には今の決められた方法の中で発言をぜひしてほしい、その勇気をぜひ持ってほしい、このように申し上げまして、私の質問を終わります。 ○議長(中島敏明君) 3番・宮田美一君。  〔3番・宮田美一君登壇〕 ◆3番(宮田美一君) 正直申しまして、私も2年にもうすぐなるんですが、増員選挙でこちらに参りましたときにそういうふうに思った時期もありました。そして、今の佐藤議員が言われたことも思いました。ただ、その後、私も今申し述べたんですが、そうじゃないんやと、私たちにはこういうふうにやれ、こういうふうにやれというそんな権利なんかないんやないかと、それを今の、確かに補助具、パソコンを使う、そういうことは確かに大事なことですし、そういうふうに世の中が進歩してきたことはもちろん私も認めますが、それをさっき言いましたように、どっちでもいいわけです、いいと思います。ただ、それを決めるのは本人が決めるんだという、私はこういうふうに思いまして、今の佐藤議員の質問を否定するつもりはございませんが、そこは私たちがやってやるんやないよと、こういうふうにしたんだからこれをやれやと、そういうことじゃないよふうに私は思います。 それをやりたい方はやっていいし、補助具を使ってやるという方はやっていいし、私は何とか肉声でやってほしい、職員の代読をしてほしいという、そういうふうに小池議員は思われたので、私はそれが本当じゃないかというふうに思います。ちょっとわかっていただけましたでしょうか。 ○議長(中島敏明君) 30番・可知いさむ君。 ◆30番(可知いさむ君) 提案者、賛同者の1人して質疑に参加をしたいので、私の発言を認めていただきたいと思います。議論を深めたいなら私の発言を認めてください。 ○議長(中島敏明君) これは質疑ですので、整理をしたいと思いますので、暫時休憩といたします。  午後2時41分休憩 ――――――――――――――――――  午後3時20分再開 ○議長(中島敏明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――― ○議長(中島敏明君) 先ほどの可知議員の発言許可につきましては、議会ルールにより許可することができませんので、宮田議員から質問に対する答弁をお願いします。3番・宮田美一君。  〔3番・宮田美一君登壇〕 ◆3番(宮田美一君) きょうの議論も含めまして、こんなに長い間議論を重ねていただきました。なお合意が得られなかった大きな理由は、私が思いますに、たとえそれがどんなに善意から出たものでありましても、やはり本人の意向が第一とされなかったことだと私は考えます。私たち同会派の議員もそのことに気づくことができました。国連で障害の基本合議が合意に至った最大の決め手は、障害者団体の方たちが、私たちのことは私たちで決めるんだと、そう決断された、そういうことだったそうです。そして、それを支援していく社会を私たちは目指していかなければならないと思っております。 ぜひ、障害者権利条約、あるいは日弁連が言っておりますところの、障害のある人に対する差別を禁止する法律なんかをぜひ、私も含めましてみんなで勉強していけたらというふうに思っております。そういうことをお願いしまして答弁といたします。ありがとうございました。 ○議長(中島敏明君) ほかに質疑ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第154号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議なしと認めます。よって、議第154号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第154号・市議会議員の発言保障に関する決議についてを採決いたします。なお、採決については28番・鷹見信義君外3名から、記名投票によりたいとの要求がありますので、会議規則第81条の規定による記名投票で行います。 ただいまから議第154号について記名投票を行います。最初に、議場の閉鎖を命じます。  〔議場閉鎖〕 ○議長(中島敏明君) 本案は議決案件でありますので、議長を除く出席議員で投票を行うことになります。ただいまの出席議員は議長を除き32人であります。投票用紙を配付いたさせます。  〔投票用紙配付〕 ○議長(中島敏明君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。  〔投票箱点検〕 ○議長(中島敏明君) 異常なしと認めます。 念のため申し上げます。お手元には白票と青票を配付しておりますが、本案を可とする諸君は白票のみ投票を願います。否とする諸君は青票のみ投票をお願いします。 それでは、点呼に応じて順次投票願います。点呼を命じます。 ◎議会事務局長(小池和廣君) それではお名前を申し上げます。 深谷明宏君、三浦八郎君、宮田美一君、熊谷文雄君、粥川茂和君、吉村俊廣君、深谷 勲君、中西康浩君、小林 優君、森 廣茂君、曽我喜隆君、加藤 出君、鈴木雅彦君、鈴木清貴君、葛西 勉君、松浦高春君、鷹見憲三君、伊佐治由行君、吉村久資君、今井 誠君、片桐光朗君、安江俊平君、島田千寿君、佐藤光司君、鷹見信義君、佐藤和男君、可知いさむ君、三尾順平君、林 早苗さん、千葉 昇君、楯 公夫君、小木曽尚寿君。  〔投票執行〕 ○議長(中島敏明君) 投票漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島敏明君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。  〔議場開鎖〕 ○議長(中島敏明君) 開票を行います。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に可知いさむ君及び鷹見憲三君を指名いたします。よって、両君の立ち会いをお願いいたします。  〔開票〕 ○議長(中島敏明君) 投票の結果を報告いたします。投票総数32票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち賛成5票、反対27票、以上のとおり反対多数であります。 よって、議第154号・市議会議員の発言保障に関する決議については否決されました。 小池公夫君の入場を許可します。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでした。  午後3時37分散会 ――――――――――――――――――会議録署名議員 中津川市議会  議長   中島敏明         署名議員 片桐光朗         同    小池公夫     「議第154号 市議会議員の発言保障に関する決議について」における賛否の氏名     賛成者(白票) 5人   3番 宮 田 美 一 君   22番 片 桐 光 朗 君   27番 佐 藤 光 司 君  28番 鷹 見 信 義 君   30番 可 知 いさむ 君 反対者(青票)27人   1番 深 谷 明 宏 君    2番 三 浦 八 郎 君    4番 熊 谷 文 雄 君   5番 粥 川 茂 和 君    6番 吉 村 俊 廣 君    8番 深 谷   勲 君   9番 中 西 康 浩 君   10番 小 林   優 君   11番 森   廣 茂 君  12番 曽 我 喜 隆 君   13番 加 藤   出 君   14番 鈴 木 雅 彦 君  15番 鈴 木 清 貴 君   16番 葛 西   勉 君   17番 松 浦 高 春 君  18番 鷹 見 憲 三 君   19番 伊佐治 由 行 君   20番 吉 村 久 資 君  21番 今 井   誠 君   24番 安 江 俊 平 君   25番 島 田 千 寿 君  29番 佐 藤 和 男 君   31番 三 尾 順 平 君   32番 林   早 苗さん  33番 千 葉   昇 君   34番 楯   公 夫 君   35番 小木曽 尚 寿 君...